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何と人騒がせな!山手線内での白煙事故はヘアアイロンのモバイルバッテリーの発火 出火を防ぐための3つの危険サインとは?

   16日(2020年9月)朝9時ごろ、山手線外回り鶯谷―上野間の電車内で乗客の荷物から煙が出て、緊急停車する事態となり、車内は騒然となった。乗客が撮影した動画を見ると、座席の下に投げ出された黒いリュックサックからモクモクと白煙が上がっている。目撃者は「突然、ボンという爆発音がして、緊急停止ボタンが押され、窓を開ける人がいた。叫び声も聞こえた」という。

持ち主の女性は、家で充電したものを持ってきていた

   警察によると、バッグの持ち主は20代の女性で、出火の原因はヘアアイロンのモバイルバッテリーだった。持ち主の女性は、家で充電したものを持ってきていた。乗客にケガ人はなく、女性は太ももに火傷を負い、病院に搬送された。

   消防庁が行った実験映像によると、モバイルバッテリーは圧力をかけると内部ショートを起こし、出火することがある。

   専門家によると、モバイルバッテリーの出火には3つの危険サインがある。1つは、充電中に熱くなる場合。2つ目は、外装が膨張したり、強い衝撃で一部が変形したりしている場合。3つ目は不意に電源が切れる場合。

   社会学者の古市憲寿「電車なら次の駅で止まれるけど、飛行機だったら大事になる」

   国際政治学者の三浦瑠璃「飛行機は機内持ち込みも手荷物としても禁止されているはず。ヘアドライヤーを使用したいなら電源コードを持っていくしかない」

   山﨑夕貴アナが「日ごろからバッテリーが熱くなると、うちの旦那は氷で冷やしている」と話すと、一同は驚いた。

   小倉智昭キャスター「電車でそんなことがあったら、爆弾かと思ってしまいますね」