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〈エール〉(第71話・9月21日月曜放送)
裕一は新聞公募で入選した「露営の歌」の歌詞を見かけると、あっという間にメロディが浮かんで曲を書きあげる

   昭和12年(1937年)。日中戦争が勃発し、日本は次第に戦時体制となっていった。しかしまだ国民の生活に大きな影響はなく、古山裕一(窪田正孝)や妻の古山音(二階堂ふみ)たちも以前と変わらない暮らしを送っていた。

   ある日、裕一は、新聞を見て「進軍の歌」がコロンブスレコードから出ることを知る。その後、新聞の公募で入選した「露営の歌」の歌詞を見かけると、あっという間にメロディが浮かび、曲を書きあげる。

   コロンブスレコードで、ディレクターの廿日市誉(古田新太)に呼ばれる裕一。

   廿日市「すでに『進軍の歌』はレコードのA面に吹き込んである。B面に『露営の歌』を作曲して欲しいんだ」

露営の歌」は出征兵士の見送りに歌われるようになる

   裕一「それならもう、作ってきました」

   廿日市「どうしてわかったんだ?」

   裕一「作曲家の第六感ですよ」

   廿日市は裕一の作った曲に喜ぶ。

   廿日市「よかったよ。ちょうど単調な曲が欲しかったんだ」

   この曲は、裕一の幼馴染みであり、プロ歌手志望の佐藤久志(山崎育三郎)が歌うことになり、すぐにレコード化される。

   発売後、この曲は国民の心をとらえ、出征する兵士の見送りに歌われるようになって大ヒットとなった。(NHK総合あさ8時放送)