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「半沢直樹」全10話のうち、いずれかをリアルタイムで見た人は全国で6659万人! ビデオリサーチが推計値を特別に公表。では最も視聴人数が多かった場面は?

   全話20%超えの視聴率で27日に終了したTBSドラマ「半沢直樹」について、日本全国ではどのくらいの人々が放送をリアルタイムで見ていたのか、ビデオリサーチが全国の集計地点と視聴率をもとに、7月からの全話の視聴人数を特別に推計した。

   それによると、7月19日(日)から9月27日(日)にわたる全10話のうち、いずれかをリアルタイムで視聴した人は、日本全国で6658.8万人にのぼると推計した。また、全10話を通じて、最も視聴人数が多かった場面は、9月27日最終話の21時58分、中野渡頭取(北大路欣也)が去り際に半沢直樹(堺雅人)と2人で話すシーンで、全国で2743.3万人が視聴した、としている。

  • 大和田と協力して箕部幹事長を追求する半沢(TBSの「半沢直樹」番組ホームページより)
    大和田と協力して箕部幹事長を追求する半沢(TBSの「半沢直樹」番組ホームページより)
  • 大和田と協力して箕部幹事長を追求する半沢(TBSの「半沢直樹」番組ホームページより)

視聴率、6年ぶりの全話20%超え、最終話32.7%は7年ぶり

   推計は、ビデオリサーチが2020年4月から開始した「全国32地区、テレビ到達率・視聴率」を用いた。4歳以上の個人が1分以上見たと定義し、その番組をどれだけの人が視聴(到達)したのか、住民基本台帳などを参考にした人口・世帯数にTV所有率の推計などを加え、独自に計算したという。

   半沢直樹は、初回から全話22%超えの記録をつくり、最終話を加えた「全話20%超え」は、NHK・民放の全GP帯(ゴールデン・プライム帯=午後7~11時)では、2014年10月期のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」以来、約6年ぶりとなった。

   最終話は、平均世帯視聴率が32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区世帯)で番組最高になり、NHK・民放を通じた全ドラマのうち、30%の"大台"超えは前作最終回(2013年9月22日)の42・2%以来、7年ぶりの快挙だった。

(テレビウォッチ編集部)