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異変! 外国産マツタケが入ってこないぞ! 米国産は山火事で壊滅状態、中国産はコロナで航空輸送が激減

   マツタケに異変が起きている。輸入ものが入ってこないのだ。東京・練馬のスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長は「とっくに並んでいていいのに、アメリカ産は今年はまだ見かけません。そのため、去年に比べて全体に3割高です」という。

   アメリカ産が入ってこない原因は、西海岸一帯の過去最大規模の山火事だ。板倉朋希アナが伝える。「マツタケの輸入額は、1位が中国、2位がアメリカ、3位がカナダです。アメリカ産は白っぽく、香りが強いのが特徴で、その一大産地のオレゴン州が山火事で壊滅状態なのです」

   中国産は雲南のものが上等とされるが、これも入ってきていない。新型コロナウイルス感染で航空便が大幅に減って、日本に運べないのだ。そのため、中国では「マツタケを大量にチャーハンに入れたり、山盛りの油いためにするなど、シイタケ状態です」と司会の羽鳥慎一がうらやましそうに報告した。

国産は豊作で、岩手県では去年の半額に

   板倉は「朗報もあります」という。「国産マツタケの最も早い産地、岩手県に聞いたのですが、今年は豊作で、去年の2倍も採れているということです。地元では去年の半額になっています」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「生産者には悪いけど、もっと安くなると思いますね。(新型コロナで)あんまり店も開いていないし、お客さんも来ていないから」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「インバウンドの方もいないですしね」

   Go Toイートの目玉はマツタケかな。