ペイペイ登録ポイントで2000万円の荒稼ぎした家族 架空商品をヤフオクに出品、自分たちで落札してポイントで支払う手口だ

   スマホ決済サービスの「PayPay」（ペイペイ）を悪用し、2000万円を荒稼ぎしていた家族が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された。

   司会の小倉智昭「実に巧妙な手口でした」

   警視庁サイバー犯罪対策課に逮捕された埼玉県草加市の小田富士男（49）、内縁の妻田中晴美（53）、その息子の田中昇吾（26）の３人の容疑者はペイペイの新規登録で得るボーナスポイントに目をつけた。まず携帯などで新アカウントを作り500円分のポイントを受け取る。架空商品をオークションサイト「ヤフオク」に出品し、自分たちで落札、ポイントで支払う。

不正行為を約4万回繰り返した計算だ

   すると、代金が自分たちの口座に現金で入る仕掛けだった。直接の逮捕容疑は38万円をだまし取ったとされるが、詐取したとみられる総額は約2000万円。この不正行為を約4万回繰り返した計算だ。

   大川立樹アナウンサー「SIMカード4万枚を使い新規登録して、プログラムを組んで出品・落札していたらしい。稼いだカネは高級車を買い、残りは家を買おうと貯金していたということです」

   カズレーザー（お笑い芸人）「そこだけは現実に生きているんですね」

   小倉「これだけの頭脳があったら正業でやったらいいだろう」