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<ジョジョの奇妙な冒険>「岸辺露伴は動かない」を高橋一生主演で実写ドラマ化 NHK3夜連続放送にネット大興奮!「凄いドラマになるぞ」「NHKありがとう」「露伴は三浦春馬さんか伊勢谷友介にやってほしかったが...」

   累計発行部数が1億部を超える、荒木飛呂彦原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。「スタンド」と呼ばれる能力を持った登場人物たちが繰り広げるバトルアクション、そしてホラーやサスペンスの要素がつまった独特の世界観の物語は、日本だけでなく世界的にも大ヒットしている。

   そのシリーズの人気キャラクター岸辺露伴が主人公の「岸辺露伴は動かない」が、高橋一生主演で実写ドラマになる。NHKが14日(2020年10月)に発表した。12月28日(月)、29日(火)、30日(水)の3夜連続で、総合よる10時から放送される。ネット上では、早くもJOJOファンを中心に大興奮の渦が巻き起こっている。

  • 「岸辺露伴は動かない」(NHK公式サイトより)
    「岸辺露伴は動かない」(NHK公式サイトより)
  • 「岸辺露伴は動かない」(NHK公式サイトより)

岸辺露伴は人を本にして「読む」能力を持つぶっ飛んだ漫画家

   知らない人のためにちょっと説明すると、「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった超人気漫画。岸辺露伴は、人を本にして「読む」能力を持つ漫画家で、「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場した。かなり風変わりで、リアリティを何よりも重んじる漫画家だ。「岸辺露伴は動かない」はその岸辺露伴が、取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々をホラー風に描くスピンオフドラマ。自らも露伴のファンだという高橋一生が露伴を演じ、相棒となる女性編集者・泉京香(飯豊まりえ)とともに人知を超えた事件や事象に挑んでいく。

   【各話のあらすじ】は次のとおりだ。

   第1話「富豪村」(12月28日)=周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある「富豪村」。所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功している。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は泉京香とともに富豪村に赴く。そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。マナーに寛容はない。「正しい」か「正しくない」か。一つマナーを守れば成功に近づくが、一つ破れば大切なものを一つ失っていく...。

   第2話「くしゃがら」(12月29日)=露伴は同僚の漫画家・志士十五(森山未來)から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたす。露伴が彼を「本」にするとそこには袋とじページが。袋とじの中に何かが蠢(うごめ)いていて......。

   第3話「D.N.A」(12月30日)=京香から彼女が付き合っている写真家の平井太郎(中村倫也)の記憶喪失を「催眠術」で探って欲しいと頼まれた露伴。太郎は6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、完全な社会復帰に至っていなかった。露伴が太郎と話しているところに、バギーに女の子を乗せた片平真依(瀧内公美)が通りかかる。すれ違いざまバギーの奥から娘・真央の手が伸び太郎の裾を掴み、太郎を転倒させてしまう。その瞬間、露伴はシェードの奥から見つめる真央の目に異変を感じていた......。

「共演も飯豊まりえ、中村倫也かよ。年末が楽しみだ」

   ネットでは、こんな大興奮の声があふれている。

   「岸辺露伴は、ファッションや漫画に対する考えが相当に変わっているぶっ飛んだキャラクターだ。ある意味、本編の主人公よりも目立つ存在で、ドラマ向きとも言える。高橋一生さんが、この個性的すぎるキャラクターをどう演じ、周囲をどう振り回すのか注目だよ」

   「すげえなぁ、ジョジョのスピンオフ岸辺露伴を高橋一生主演で、しかもNHKで実写化か。共演も飯豊まりえ、中村倫也かよ。年末楽しみ。NHK、凄いところをついてきますね。そう言うところは大好きです。取り敢えず年末の楽しみが出来ました」

   「意外と良いドラマになりそう。ただリアルなミステリードラマの中で『ヘブンズドア』の登場シーンが浮いてしまわないかがちょっと心配。JOJOを知っている層だけがドラマを見るわけではないので、前触れなくスタンドが出てきたらビックリするだろうな。そのへんは冒頭でチョイ見せしたりして上手くやってくれるとは思うけど」

   「漫画の実写化は大体異能バトルものみたいなのを無理にやろうとして、漫画の世界の髪型や服装をうまく現実に落とし込めずにコスプレ感がでて失敗する。しかし、岸部露伴シリーズはわりとサスペンス寄りの脚本だし、画像見る限り岸部露伴もそれほどコスプレ感強く出ていないように見えるから結構期待している」

高橋一生が個性的すぎるキャラクターをどう演じるか

「狭い街社会で繰り広げられるジョジョの4部。個人的には大好きだった。露伴は当初相当嫌な奴で、黒幕に近い存在になるかと思いきや、最後はめちゃくちゃ良い役になったからね」

   「ジョジョとは違ってバトル要素はないから案外テレビドラマ化には向いているかもしれない。高橋一生氏が合っているかどうかは実際見てみないと何とも言えないなあ。しかしNHKがこういう作品やるとは時代も変わったなあと思う」

   岸部露伴が高橋一生で大丈夫か、という疑問の声も。

   「高橋一生、すごく好感度高くていい俳優さんだと思うけど、ジョジョ関係だけは顔の濃い人に演じて欲しかった。まぁ楽しみにしましょう」

   「同感だ。伊勢谷友介が雰囲気、顔立ちともにハマっていると思うが、今となっては叶わぬキャスト」

   「キャストの中に北村一輝さんがいたら、ニヤッとしてしまいそう!やっぱりジョジョには外せないキャストだと思う。個人的には、三浦春馬さんでも見てみたかったなー。まつ毛の濃さ、演技力。すッごい読み込んで、作り込んで、役に挑んでくれただろうなぁという期待だが...」(テレビウォッチ編集部)