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次はGo To商店街だ。バーチャル商店街、街頭マップ、オークション...アイデアは色々あるが、国がどうジャッジする次第だ

   トラベル、イートに続き、19日(2020年10月)から「Go To商店街キャンペーン」が始まる。イベントや新商品の開発など商店街や地域を活性化させる取り組みに対し、上限300万円を補助するもので、各地の商店街ではすでに動き出している。

   大竹真リポーターがきのう14日、東京・高円寺の「純情商店街」を取材した。約200店舗のうち、新型コロナの影響で飲食店など10店舗が閉店したといい、客足はまだ戻っていない。Go To商店街を利用し、「遠方からも来てもらえるイベントを開催したい」と吉田善博専務理事は話す。「3密」を避けなければいけないため、商店街の魅力をインターネット上でバーチャル体験できる動画を制作し、各店舗をPRして足を運んでもらえないか検討しているという。

ショッピングモールでは不可能な体験の提供を!

   静岡・浜松の「ゆりの木通り商店街」でも客足が半分以下に減っている。商店街の鈴木基生会長はGo To商店街に向けて、「柔軟な発想は若い人たちの方が出る。商店街の革新のチャンスにしたい」と話す。きのう14日、雑貨店の若いオーナーや大学生らが集まり、企画会議が開かれ、街頭マップ、空き店舗を利用したアート作品の展示やオークションなどのアイデアが出た。ただ、メンバーの大東翼さんは「向こう(国)の判断がどういうジャッジになるか全く想定できないので、心配ではあります」と話していた。

   坂口孝則(経営コンサルタント)「写真映えするような工夫や、値札を撤廃して店主と値段交渉してもらうなど、ショッピングモールでは不可能な体験を提供するというアイデアもおススメです。商店街復活に向けて、全員で考えることが重要です」

   水卜麻美キャスター「1回きりの盛り上がりではなく、そのままうまくいくといいですね」