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現役東大院生芸人・XXCLUB大島「大学ミスコン」を痛烈批判 「他の学生活動と比べて格段にハラスメントを生みやすい」

   現役東京大学大学院生でお笑いコンビ「XXCLUB(チョメチョメクラブ)」としても活動している大島育宙(やすおき)が16日(2020年10月)にツイッターを更新し、ミス東大コンテスト2020参加者の一人が運営側からのセクハラ被害などを訴えている問題を絡め、「大学ミスコン」そのものを非難した。

   大島は、

「東大に限らずミスコンそれ自体がそもそも『なんの基準もなく性別と大学だけのカテゴリで人間を採点する』思考停止セクシズム&ルッキズムの塊。職能も志も不明瞭な一部の学生が『権力(?)』を振りかざしてきたもので、内部での手続きが全て誠実に行われてたとしたらそれはそれは御伽話レベルの奇跡」

と批判。さらに、

「『ミスコン』という思考停止セクシズム&ルッキズムの塊を利用してやろうと参戦するのは自由だしそこから知名度を上げて羽ばたく人がいるのは事実だけど、『その大学を代表する見目麗しい女子/男子を数字によって決める企画』を疑問を持たずに『運営』してる人たちに期待できるモラルってほぼない」
「ミス東大候補者の方が告発したことや他の候補者の方が『そうでもなかった』と反論風ツイートしてること自体はごく一面の事実に過ぎなくて『大学ミスコン』という企画自体がベースに『人格の物格化』があり、他の学生活動と比べて格段にハラスメントを生みやすい性質のものであることに目を向けるべき」

と、持論を展開した。そして、

「東大ミスコンの話。ちょっと調べたけど『それにしても〇〇さん美しい...』とか『〇〇は信用できない』とか、ルッキズムがルッキズムを呼び、マウントの取り合いと既存の偏見が加速していくだけの地獄だった。『大学ミスコン』そのものに疑義を呈する声があまりにも少ないことに絶望している」

と嘆息した。