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首都圏JR終電繰り上げに「タクシー代かさむ」「野球観戦は最後まで無理か」の声...小倉智昭「飲み過ぎて長野まで行ったなあ」と懐かしむ

   「夜もゆっくり飲めないのかの声が聞こえそうです」と司会の小倉智昭が、きのう21日(2020年10月)発表されたJR東日本の終電繰り上げを取り上げた。来年(2021年)春に東京駅から100キロ圏内を走る17の在来線で最大37分、下りの終電時間を早めるという。

   山手線は内、外回りとも19分程度繰り上がり、中央線ではいま八王子行き0時15分の最終が23時45分発となる。

JR東日本「来年以降も深夜の客足が戻らない」

   きのう夜、利用客からは「終電までの飲みたい派だから大変ですよ」「タクシー代がかさむ」「スポーツ観戦を最後までできないかも」「ライブはアンコール前に抜ける」「家族には良い面もあるだろう」の声が聞かれた。

   司会の小倉智昭「若いころ、飲みすぎて夜行列車で帰るつもりが気づいたら長野だった。何がなんでも終電に乗らなければなあ」

   立本信吾アナウンサー「駅に向かって激走する人が増えるのでは」

   JR東日本はコロナの影響で2021年3月期は4180億円の赤字を予想する一方で、終電付近の利用者は44%に減っていることを理由にあげる。来年以降も客足が戻らないとして、JR東日本の深澤祐ニ社長は「抜本的な構造改革」を強調した。

   中江有里(女優、脚本家)「私も戻らないと思う。なじんでいくしかない」

   古市憲寿(社会学者)「社会全体が高齢化していて、夜に出歩く人が減るという日本の衰退を表すニュースなのかと思いますね」