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ひき逃げ伊藤健太郎容疑者に加藤浩次「救急車呼べば全然違ったのに。事故を自分で事件にしちゃった!」と残念がる

   俳優の伊藤健太郎容疑者(23)が29日(2020年10月)、ひき逃げの疑いで逮捕された。前日の28日午後6時前、東京都渋谷区の交差点でUターンしようとしたところ、反対車線からきたバイクと接触。バイクは横転し、乗っていた20代の男女は骨折などの重軽傷を負った。伊藤容疑者は2人を救護することなく100数十メートル走った。事故を目撃した男性が追いかけて戻るように説得したため現場へ戻った。

   伊藤容疑者は容疑を認め、逃げた理由について「買い物中に道に迷った。気が動転していた。パニックになってしまった」と話しているという。

   伊藤容疑者は、モデルを経て2014年に俳優デビュー。数々のドラマや映画に出演、2018年の映画「コーヒーが冷めないうちに」で、日本アカデミー賞新人俳優賞、話題賞を受賞。今年3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」ではヒロインの息子役を務めた。今年だけで14本の映画・ドラマに出演している。

本人は「スーパーポジティブ思考。どんなことがあっても悩まない」

   先週「スッキリ」に出演した際には、自身の性格について、「ぼくはスーパーポジティブ思考。悩まないんですよ。どんなにつらいことがあっても、悩んだとしても3分。すぐケロッとするんで。そこは誰にも負けない」。来月には「今年の顔」として登壇する予定だった。

   3年間在籍した事務所を先月(9月)辞め、デビュー時に在籍した事務所に戻った。芸能リポーターの井上公造さんは言う。「前の事務所のマネージャーと折り合いが悪く、アドバイスに対して『そこまで干渉しないでくれ』って感じだった。自己主張が強いというか」

   司会の加藤浩次「一報を聞いたとき、なんで?って。なんで止まらないの?救急車呼んで人命救助すれば全然違ったのに。事故を、自分で事件にしちゃった」

   菊地幸夫弁護士「被害者のけがの状況と、3分程度で現場に戻った経緯がポイント。被害者が全治1、2か月の場合は懲役1年から1年半、執行猶予3年の可能性がある。ぶつけたことよりも逃げた方が刑は重いんです」

   被害者への対応、反省の姿勢をきちんと見せて。これから、が大事です。

文・栄