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〈エール〉(第102話・11月3日火曜放送)
音はオーディションの2次試験を通過し、最終試験に向けてますます練習に励む。そんななか娘の華は音にわだかまりを抱いていた

   オペラ「ラ・ボエーム」のオーディションを受けることになった古山音(二階堂ふみ)は、2次試験も通過し、最終試験に向けてますます練習に励む。

   娘・華(古川琴音)は、音楽レッスンで忙しい音のために何か役に立ちたいと、裕一(窪田正孝)の食事の用意など家事を手伝おうとする。ところが音は、母の仕事と自分がやりたい事は両立できることを証明したいと考えていた。

   華がまだ幼い頃、「お母さんは、私のために歌を止めることになったの?」と聞かれたことを気にしていたのだ。

   音「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」

華にはこれといってやりたい事がなかった

   これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っているボーイフレンドの竹中渉(伊藤あさひ)と話していて、複雑な気持ちを抱く。

   そんななか最終審査が行われた。

   裕一「どうだった?」

   音「全力は出したけど、他の応募者との実力差を痛感した」

   裕一「まあ、でも長いブランクがあった中でよく頑張ったよ」

   音は、華に対して話す。

   音「好きにやらせてもらって感謝しています。華も好きなことやっていいんだからね」

   華「やりたいことがあるのがそんなに偉いの?やりたいことがないとダメなの?」

   華は、父や母のように特別な才能がない。目標も特にない。自分を気遣って歌を断念した母親を思って家事を手伝おうとしても、音に拒まれる。

   華は、自分の気持ちに気づいてくれない音に対してわだかまりをもっていた。(NHK総合あさ8時放送)