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テレ朝SPドラマ「逃亡者」、12月5,6日に連続放送。モノクロテレビ世代にも懐かしいあの名作、現代日本を舞台にハイテク捜査で追い詰める...

   テレビ朝日が開局60周年記念のドラマスペシャルとして、名作サスペンス「逃亡者」を12月5日(土)、6日(日)の2夜連続で放送することが決まった。主演は渡辺謙、追う刑事役は豊川悦司、そのほかにも豪華キャストがそろう。昭和に大ヒットした往年の人気ドラマが、舞台を現代に変えてどんな形で描かれるのか、SNSでも「面白そう!」「解禁 待ってました~」「12月の楽しみ増えた」などの声がアップされている。

   『逃亡者』はアメリカABC系列で1963年~67年にかけて放送されたテレビシリーズ。日本でも1964年から67年までTBS系列で放送されて人気を博した。1993年にはハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズで映画化され、こちらも大ヒットした。

  • テレビ朝日「逃亡者」公式サイト(https://www.tv-asahi.co.jp/tobosha/)より
    テレビ朝日「逃亡者」公式サイト(https://www.tv-asahi.co.jp/tobosha/)より
  • テレビ朝日「逃亡者」公式サイト(https://www.tv-asahi.co.jp/tobosha/)より

オリジナル本編は、名調子ナレーションも人気だった

   オリジナル作はモノクロテレビ世代にはおなじみで、妻殺しの無実の罪を着せられた主人公の医師リチャード・キンブルが護送中に逃亡。逃亡先で様々な出来事に出合いながら、真犯人を探すストーリー。笑顔を見せないクールな表情と、ドラマ冒頭に毎回語られる矢島正明のナレーションを思い出す人も多いだろう。

「リチャード・キンブル、職業、医師。正しかるべき正義も時として、めしいることがある。彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され、護送の途中、列車事故に遭って辛くも脱走した。孤独と絶望の逃亡生活が始まる。髪の色を変え、重労働に耐えながら、犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める。彼は逃げる。執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら、"現在を"、"今夜を"、そして"明日を"生きるために...」

   今回のテレ朝ドラマの主人公は、エリート外科医・加倉井一樹(かくらい・かずき)。妻殺しの罪で死刑判決を受けた加倉井が、護送車の事故で逃亡し、無実を晴らすため義手の男を捜す。筋書きはまったく同じだが、舞台は東京オリンピック開幕間近の日本で、現代のハイテク捜査も取り入れた追跡劇になっているという。

   また、豊川演じる警視庁特別広域捜査班の班長・保坂正巳ら"追う刑事"にスポットを当てたスペシャルコンテンツも『ABEMA』と『TELASA(テラサ)』で独占配信するという。(テレビウォッチ編集部)