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〈エール〉(第113話・11月18日水曜放送)
裕一は劇作家の池田に頼まれ、喜劇界の大物総出演のミュージカルの曲を手掛けることになった

   数々のラジオドラマをヒットさせた劇作家の池田二郎(北村有起哉)は、その腕を見込まれて、大きなエンターテイメント会社にヘッドハンティングされる。重役としての席が用意されていた。いまや盟友となった古山裕一(窪田正孝)と池田。裕一は、池田に呼び出された。

   池田「会長から、思う存分やっていいって言われた」

   池田が裕一に渡したのは、ミュージカルの台本だった。その舞台に登場するのは喜劇界のスターばかりだった。

   裕一「すごい。喜劇界の大物ばかり」

   池田「これまでとは、スケールが違う。頼むぞ」

   こうして裕一は、大物総出演のミュージカルの曲を手掛けることになった。

失恋をひきずっている華に音はため息をつく

   一方、娘の華(古川琴音)は、将来を心配して母の音(二階堂ふみ)が持ってくるお見合いの話を断っていた。職場の先輩が結婚することになり、独身の看護婦の中で最年長になった。

   華は1年半前の失恋を思い出す。野球青年、竹中渉から「華ちゃんはいい人だけど、僕には重い。ごめん」と言って別れを告げられたのだ。

   華「お母さん、捨てて。渉さんへのプレゼント。私じゃ捨てられないから」

   音「断ち切ることは、いいことね」

   華「お母さん、私、重い女卒業する。軽い女になる」

   そう言って、出かける華を見て音はため息をつく。

   音「その決意が重いのよね」

(NHK総合あさ8時放送)