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秋篠宮さま、眞子さま結婚認める発言の裏に「父として皇嗣として、多くの人に納得される形を、と考えている」

   秋篠宮さまは30日(2020年11月)に55歳の誕生日を迎え、長女の眞子さま(29)と小室圭さん(29)さんとの結婚について「結婚を認める」と述べた。二人の結婚を明確に容認したのは初めてだ。

   会見は赤坂東邸で20日に行われた。この会見を取材した日本テレビの宮内庁担当の笛吹雅子は「結婚を認めるというのが非常にストレートな表現だったので、はっきりおっしゃったなと思って、みんな身を乗り出したのですけど、そのあとすぐに出たのが憲法の条文だったので、複雑な思いを抱かれているのかな、という思いで聞きました」と話す。

   秋篠宮さまは「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいて、とあり、本人たちに気持ちがあれば親としては尊重するべきだと考えています」と述べた。しかし、小室家を巡る金銭トラブルに関連しては、「決して多くの人が納得し喜んでくれている状態ではない」と指摘し、「結婚と婚約は違う」とも語った。

   司会の加藤浩次「結婚と婚約、これはどんな意味なんでしょうか」

   笛吹「もう一度伺ってみないとわからないところもありますが、『結婚』は憲法に明記されております。『婚約』は両家の約束をして儀式を行うものです。スタンスを明確にされたのかと思います」

納采の儀はどうしても必要な皇室行事ではない...

   加藤「一般の結納にあたる納采の儀を行わないで、結婚に至る可能性はあるんでしょうか」

   納采の儀は明治時代の法律を参考にした皇室の伝統行事で、どうしても必要なものではないともみられているが、戦後、納采の儀を行わなかった皇族はいないという。笛吹は「選択肢としては考えられますが、秋篠宮さまとしては、父として、皇嗣の立場からして多くの人に納得される形を、と考えていらっしゃっていると思います」。

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「非常に苦渋のお言葉だと思いました。結婚はお二人が決めること、ただ、できるだけ多くの人たちに祝福してほしいと。だから、ちゃんと問題を早く解決して下さいと、そういうお気持ちが強く出ていると思いました」

   加藤「今後、どうなりますか」

   笛吹「結婚までどのように進むのか、まだ分からないというのが正直な感想です」