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コロナ感染の学生、来年の国家試験受けられない...なぜ? すでに病院や薬局で内定もらっている人も

   医師、薬剤師、看護師を目指す学生たちがパニックになっている。「厚生労働省が新型コロナに感染している受験生は、来年2月(2021年)の国家試験を受験させず、追試験も行わないと発表したからです」と堀池亮介アナが伝えた。試験会場の入り口で発熱が確認され、抗体検査で陽性だった受験生は、医師の診断を受け、感染中と診断されたら追い返されるという。

   学生の多くはすでに病院や薬局などから内定をもらっていて、受験できなければたちまち就職先を失う。医学部の6年生は「もう試験日まで外にも出られない」と話している。

医療従事者足りないといっているのに...追試もないのか

   司会の小倉智昭「医療従事者が足りないといっているのに、追試もないというのはどういうことですかね」

   堀池「厚労省は『追試の問題を簡単に作ることができない。これまでも体調不良者の追試は行っていない』という説明でした」

   スペシャルキャスターの古市憲寿(社会学者)「毎年2回試験をやればいいんですよ。これまでだって、インフルエンザなどで高熱があるのに、無理して受けている人たちがいたわけです。試験問題を作るのが大変だから1回だけで追試もなしというのは、厚労省の怠慢ですよ」

   菅義偉首相は社会・経済・行政のデジタル化を言っているのだから、オンライン受験を検討してはどうか。