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<姉ちゃんの恋人/第8話>(フジテレビ系12月15日火曜放送)
桃子とのデート中に、吉岡が偶然出会った女性は元婚約者だった。助けたのに警察に嘘の証言をし、吉岡が服役するきっかけとなった人だった...

   ホームセンターT's Craft & Home葛西店では、ホームファッション売場で働く安達桃子(有村架純)と配送部で働く吉岡真人(林遣都)、桃子の先輩・市原日南子(小池栄子)と吉岡の先輩・高田悟志(藤木直人)の2組のカップルが相次いで誕生した。おまけに、桃子の弟・和輝(高橋海人)と桃子の幼馴染み・浜野みゆき(奈緒)も恋人として交際を始めた。

   桃子と吉岡は「ニューイヤー企画」の飾り付け担当となり、デートで歩きながらの話題もそのことばかりだ。すると、吉岡は横断歩道を渡ったところで急に立ち止まり、交差点に停まっている車の運転席に座る女性から目が離せなくなる。

   車から降りてきた女性と吉岡は、突然のことに言葉を失って見つめ合う。そんな2人を見た桃子は、この女性こそが吉岡が服役するきっかけになった人だと悟った。

  • 関テレ「姉ちゃんの恋人」番組公式サイトより
    関テレ「姉ちゃんの恋人」番組公式サイトより
  • 関テレ「姉ちゃんの恋人」番組公式サイトより

高田は年内に葛西店を離れるように命令されていた

   女性は吉岡の元婚約者・香里(小林涼子)だった。大学卒業後、食品メーカーに勤めていた吉岡は3年前、2人組の男に襲われた香里を助けようとして暴漢に怪我をさせ、警察に逮捕された。ところが、香里が警察に「男たちに襲われてはいない」と嘘の証言をしたため、吉岡は一方的に暴力をふるったとして暴行傷害の有罪判決を受け、刑務所に2年間服役することになったのだった。

   香里は「話をしたい」と言う。吉岡はそれを受け入れて桃子に「そばにいてほしい」と頼み、3人で喫茶店に入った。

   「今は幸せ?」という吉岡の思いがけない問いかけに、香里は「どうして? だって、許せないでしょ? 私のこと」と驚く。なぜ香里の証言が嘘だと主張しなかったのかと問われた吉岡は「嘘を受け入れたことで、君を守れたと思いたい」と過去を振り返る。そして、桃子との現在について「俺は幸せだ。すべてのことが彼女(桃子)に出会うためだったんだと思える」と告げる。吉岡にとって香里との偶然の再会は、過去を乗り越える好機となったようだ。

   一方、高田から「俺はどうやら相当好きみたい」と抱きしめられた日南子だったが、その後も相変わらず煮え切らない高田の本心が分からず、困惑していた。高田はある人物から、年内を期限に葛西店を離れるよう命令されていたのだ。高田がよそへ移ることを知った吉岡が「どこへいくんですか?」と聞いても、高田は「今は聞くな。そのうち分かる」と笑顔ではぐらかしてしまう。

   そのことを吉岡から聞いた桃子が日南子に伝えると、日南子は「えっ、聞いていない」とショックを受け、茫然自失する。3組のカップルの中で、この熟年カップルだけがまさかの破局!? だが、高田の正体は実は......。(よる9時放送)

寒山