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好きキャラ応援活動「推し活」が地域を救う? 鬼滅ファン老舗旅館宿泊、GLAY出身地・函館にふるさと納税...!

   きょう6日(2021年1月)のあさイチは「推し活」特集だった。

   好きなキャラクターやアイドル、俳優など、"推し"を応援する活動「推し活」が、いま日本社会を動かしているという。

   今や言わずと知れた人気作品といえる「鬼滅の刃」。福島・会津若松市の老舗旅館には浮き舞台と天井まで吹き抜けている空間があるが、これが主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の宿敵、鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)の本拠地「無限城」に似ているとして話題になっている。

   きっかけは、ある宿泊客がSNSにアップした写真付きの投稿だった。瞬く間に拡散され、この舞台目的で宿泊する客が急増したという。

   新型コロナウイルスの影響で休館した時期もあったが、「鬼滅」効果で回復の兆しが見えているとか。

   女将の川又美江さん「お客様に戻ってきていただいてとても助かっております。天から降ってきた贈り物ですね」

推し歴23年のファンは「GLAYを生んでくれたことに感謝」

   ロックバンド「GLAY」推し歴23年という麻衣子さん(37)は、中学生の時にGLAYと出会って以来、彼らの曲とともに人生を歩んできた。

   「私にとっての人生になっちゃったので、GLAYが。ライブがあるから明日から頑張ろうと思えるし、そのためにもライブは絶対欠かせないと思ってます」と語る麻衣子さんが辿り着いた推し活が、「GLAYの出身地・函館市に毎年ふるさと納税をしています」。

   麻衣子さん「函館でメンバーのみんなが出会ったから今のGLAYがあるわけで、私たちもそれで元気付けられる。感謝ですね、GLAYを生んでくれたことへの感謝」

   ライブや聖地巡りのたびに函館に訪れていたという麻衣子さん。今はコロナ禍でなかなか旅行もできないが、「GLAYが解散しない限りはGLAYとともに函館も応援していきたいと思っています」(麻衣子さん)と、寄付のつもりで納税を続ける。

   博多大吉キャスター「推し活パワーが地域を支えるっていうのはすごくいいことですよね」

   松岡忠幸アナウンサー「個人的に推しているだけでも、その思いが集まっていくと社会や地域まで変わっていくということなんです」