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「何やってんだバカタレが!」小倉も怒る自民・公明幹部議員の銀座高級クラブ通いに罰則はないのか

   こんなデタラメな国会議員はもはや辞職してもらうしかあるまい。とても謝罪で済む話ではない。司会の小倉智昭は「おまえたちは何やってんだ!バカタレが!というようなニュースが入って来た」と怒っている。

   デイリー新潮が報じているもので、自民党の松本純国対委員長代理は18日深夜(2021年1月)、東京・中央区内のイタリアン・レストランで食事をした後、銀座の高級クラブを2軒はしごし、最後の店には11時半ころまでいたという。

   文春オンラインが伝えたのは、公明党の遠山清彦幹事長代理のやはり銀座の高級クラブ飲食だ。22日夜に会社社長と食事をした後、会員制の高級クラブに繰り込み、深夜まで飲んでいた。

「飲食店の陳情聞くため」「反省している」言い訳も空々しい

   いずれも緊急事態宣言が発出されている真っ最中で、政府は不要不急の外出の自粛、飲食店には8時までの営業短縮を求めているが、2人の与党幹部はそんなこと知ったことかと言わんばかりだ。松本氏は飲食店の陳情を聞くためだったと苦しい言い訳をし、「行動が少し軽かった。反省している」と少しだけ反省し、遠山氏は「大変申し訳ない」といい、クラブでは飲酒はしていないとこれまた空々しい。

   小倉は「銀座のクラブって通常は夜8時ぐらいからの営業なんですよ。7時までしかお酒を出せないから休んでいるところが多いんだろうなあと思っていたら、やっているところもあるんですねえ。それを知って出かける国会議員がいるということで、まあ、何ともはや......」と呆れる。

   金子恵美(元国会議員)「猛省する前に、(許されることではないということに)気が付かないんでしょうかねえ」

   古市憲寿(社会学者)「謝ってるということは、自分でも悪いことやっていると思ってたということですよね。そこが情けない」

   大相撲の時津風親方が初場所中にマージャン店に通い、歓楽街にも出かけていたことが発覚し、日本相撲協会は解雇も検討しているという。相撲の親方が自覚を問われてクビになるなら、国会議員はなおさらだろう。