J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「非常に現実的」専門医も期待! ワクチン接種「練馬モデル」、かかりつけ医で「早い近い安心」

   コロナウイルスのワクチン接種について東京都練馬区がモデルを発表した。厚労省もホームページで各自治体に紹介している。コンセプトは「早くて、近くで、安心です」と司会の羽鳥慎一が説明する。

   特徴は(1)個別接種と集団接種を組み合わせて短期間に完了する(2)個別接種はかかりつけ医が接種するので安心(3)高齢者インフルエンザのワクチンと同じ予約方法なので混乱も少ない、という。

   会場は、個別接種はかかりつけ医や診療所など約250カ所、集団接種は区立施設4カ所、区役所本庁、病院6カ所、学校体育間8カ所。個別接種は近くの診療所で可能なので電車やバスに乗る必要がない。

区内の高齢者65%が6週間で接種完了か

   どれぐらいのスピードでできるのか。診療所は週に2万2500回、学校体育館週に6400回、区立施設週4920回、病院週1440回。練馬区の高齢者の65%、10万5000人が2回接種すると21万回になるが、6週間で完了する。

   白?大学の岡田晴恵教授「非常に現実的ですね。基本モデルになりつつあるのかなと思います」

   聖マリアンナ医科大学病院・感染症センター長の國島広之教授は「ワクチンの配送とか管理は相当複雑なので、実際に行って様々な課題が出てくると思いますね」とみる。

   石原良純(気象予報士、タレント)「ファイザーのワクチンはマイナス70度以下で保管するといわれていますが、そういう施設が一つの区内で何百カ所もできるのかなと思うと、なかなか難しいのではないかと思います」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「これが出来るなら、理想だと思います。いろんな自治体で医師や看護師の確保は難しいといわれていますが、それぞれのクリニックで打てることになれば、その問題も解決できますね」