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飲食店の時短で「夕食難民」大発生! トラック運転手もコンビニ弁当探すのがやっと...

   緊急事態宣言は栃木を除いてきょう2日(2021年2月)に延長が決定するが、飲食店に夜8時までの時短要請が続き、「夕食難民」が増えている。

   「ほぼ毎日コンビニ」という会社員や、飲食店従業員には「まかないが出ない」という例も。夜遅く帰る夫が家で夕食をとるようになり子育て主婦の負担が増えるなど、影響は大きい。

   深夜に仕事をするドライバーも難民状態に。番組では夕方5時に横浜を出発して仙台まで荷物を運ぶ25歳女性トラックドライバーを密着取材した。

   都内には大型トラックが停められるレストランは少なく、夕食をとることができない。飲食店が閉まる8時を過ぎたためコンビニを目指すが、大型トラックが停められるコンビニが見つかったのは夜9時半に。お弁当のほか朝ごはんのパンやおやつなどを買い込んだ女性ドライバーは「本当は暖かいラーメンが食べたかったです」といいながら車内で食事を済ませた。

専門医「ガチガチにやっているから効果が出ている」

   夕食難民の強い味方がウーバーイーツ。番組ではウーバー芸人としても知られるお笑いコンビ「いぬ」の太田隆司さんに密着取材。午後6時半にさっそく仕事が入ってくるが、夕食難民が現れ始める午後8時からが稼ぎどき。以前は9時くらいに依頼が減っていたが、今は逆にそこから増え始めるという。

   太田さんが4時間で稼いだ金額は6352円。番組が去年12月に取材した時は4時間半で3087円、今は時給換算すると稼ぎは倍以上となっている。

   国山ハセン(TBSアナウンサー)「みなさん自粛して外食しないので補償も焦点になりますね」

   キャスターの立川志らく「牛丼屋で1人で食べれば、しゃべる人はいない。お一人様限定や黙食で店を開ける実験をやってみればいい」

   福田麻貴(3時のヒロイン)「私は一人で居酒屋いったりするタイプ。アクリル板を使うとかを徹底できないか」

   田村淳(タレント)「一人でお酒を飲む人もいる。どこまでガチガチにやる必要があるのか」

   北村義浩(日本医科大教授)「ガチガチにやって効果が出ているので、感染症の立場からはゆるめましょうとはなれないんですよね。黙食と書いてあるお店ほど対策ができていないところが多いようにも思える」