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車の運転は「座り方」が重要って知ってた! 安全で疲れにくくなるカギは「ヘッドレスト」と「シートベルト」

   きょう3日(2021年2月)のあさイチは「『座り方』大研究」がテーマだった。

   車を運転する時、座り方を意識したことはあるだろうか。実は座り方ひとつで、安全に運転できる上、疲れにくくなる効果も得られるという。JAFインストラクターの由水(よしみず)雅也さんが、運転時の正しい座り方を教えた。

   まずチェックするのがシートポジションだ。ブレーキを踏み込んだ時、ひざが伸び切らずに少し曲がった状態になるようにする。シートが遠すぎたり近すぎたりすると、ハンドル操作に無駄な力がかかって疲れやすくなってしまう。

   座り方のポイントは「ブレない姿勢が重要です」(由水さん)。ヘッドレストを活用する。

「ヘッドレスト」のレストは「拘束する」の意味、しっかり高さ調整を

   石井隆広アナウンサー「皆さん、頭(Head)を休める(Rest)でヘッドレストだと思っていませんか?実は、Head Restraintというのが正式名称で、頭を拘束するという意味なんです」

   頭がブレないように、頭頂部とヘッドレストが同じ高さになるように調整するのが大切だ。

   由水さん「運転中にヘッドレストが下がると頭がブレてしまうので、しっかりと高さを調整する必要があります」

   ゲストの蛍原徹さん(雨上がり決死隊)「運転してる時、ヘッドレストに頭は付けないですよね」

   石井アナ「もし角度が調整できるようであれば付けた方がいいんです。もちろん自分にとって一番いい運転姿勢を確保した上でです」

   博多大吉キャスター「無理やり付ける必要はないんですね」

   もう一つ重要なのが、シートベルトを「骨にかける」ことだ。ベルトが鎖骨、胸の真ん中の胸骨、ろっ骨、骨盤にかかるようにすると、運転中に体がブレず、疲れにくくなる。首やお腹にベルトがかかると、体が上手く固定されず、急ブレーキをかけた時に内臓を圧迫してしまうなど、安全面でも問題がある。

   博多華丸キャスター「シートベルトが骨にかかるようにシートの位置を合わせるってことですね」

   石井アナ「由水さんによると、しっかりバックルをはめた後に、ベルトをぴんと張ってみて、ちゃんと骨に当たっているかどうかを確認してほしいということでした」