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<青のSP-学校内警察・嶋田隆平-/第5話>(フジテレビ系2月9日火曜放送)
中学校に試験的に導入されたスクールポリス。警視庁の切れ者刑事・嶋田は1年前に女性教師が死亡した事件を調べる

   東京都住浜区立赤嶺中学校に試験的に導入された学校内警察=スクールポリス(SP)として着任した警視庁捜査一課きっての切れ者刑事・嶋田隆平(藤原竜也)は、1年前にこの学校の女性教師が死亡した事件を調べていた。

   1年前、美術教師だった岡部昌浩(遠藤雄弥)が当時2年生の女子生徒・涌井美月(米倉れいあ)にセクハラをした。涌井の担任だった音楽教師・小川香里(明日海りお)は岡部を許すことができず、校長・木島敏文(高橋克実)も交えてたびたび話し合いが持たれていた。

   そして、岡部が学校を辞めた後のある夜、小川は帰宅しようとして自宅アパートの階段から転落し、死亡した。死因は脳挫傷だった。表向きは事故死として処理されたが、実は公表されていない事実があった。小川が学校への行き帰りに使っていた自転車のブレーキワイヤーが切断されており、小川の遺体には自転車で激しく転倒したと思われる擦過傷や打撲痕があったのだ。

  • 「青のSP」番組公式サイト
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校長は嶋田を排除しようと決意する

   嶋田は殺人事件の可能性も念頭に置いて捜査を進め、それを快く思わない木島校長は「1年前のことをほじくり返すようなら、すぐに学校から排除する」と決意していた。

   そんな中、男子バスケットバール部員・アレン徳永(川村ジーモン凜一朗)が、やはりバスケ部員で同じ3年1組の同級生・市原健太(奧智哉)と西田雄一(池田優斗)から、至近距離でバスケットのボールをぶつけられたり、持ち物を川に捨てられるなどのイジメを受けていることが分かった。

   社会教師・柴田透(泉澤祐希)から報告を受けたバスケ部顧問であり3人の担任でもある国語教師・浅村涼子(真木よう子)は、西田の代わりにアレンをスタメンにした自分のせいでイジメが起きたと責任を感じる。そんな浅村たちに、嶋田は「イジメなんて言葉を使ってたんじゃなくならない。イジメたやつは犯罪者だ」と非難する。だが、被害者のはずのアレンはなぜか、浅村や柴田に「余計なことはしないでほしい」と懇願する。

   その後、市原が帰宅途中に何者かに襲われた。市原は相手の顔は見ていないが、犯人はアレンだと言い張った。嶋田の事情聴取を受けたアレンは、自らの犯行を否定するが、何か心当たりがある様子だ。そして、アレンが1人で向かった廃工場には半グレ集団がたむろしており、連中はアレンに「ここがお前の居場所だ」と話しかけ、仲間に誘い込む。

   それを知った嶋田は、住浜署生活安全課少年係・三枝弘樹(山田裕貴)とともに廃工場に乗り込み、半グレ集団を徹底的に叩きのめした。だが、その裏に1人の生徒の存在があり、嶋田はイジメの加害者と被害者のどちらも救うため、容赦のない荒治療に打って出る。

   一方、嶋田が三枝に調べさせていた岡部の住所が分かり、嶋田がなぜ1年前の女性教師の死の真相を捜査しているのかも明らかになる。(よる9時放送)

                                                                     

寒山