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新型コロナウイルス新規感染者数は下げ止まりか? 今週は目標の70%連日オーバー

   新型コロナウイルス感染者の減り方が鈍っている。

   東京都では、前週の同じ曜日と比べての増減が、1月20日からおととい2月17日(2021年)まで連続して減っていたのが、きのう18日は434人から445人へと増えた。

   小池百合子知事は「前週の70%に抑えたい」と語っていたが、今週は日曜から86%、96%、85%、77%と上回って推移している。日本医科大学の北村義浩・特任教授は「この1週間スピードダウンしたのは、2月の行動が1月より甘くなったのか。心が緩むイベントがあったのか」と気をもむ。

   司会の羽鳥慎一「あとは、緊急事態宣言の時間がたっていることも影響したかもしれません」

重症者数、死者数も減っていない

   長崎大の森内浩幸教授は「重症者数、死者数が減っているわけでもない。感染者数は下げ止まった感じがする」と、新変種ウイルスへの対応を考えても感染者数をもっと減らす必要があると指摘した。「東京都で50人以下に減らないと保健所の対応もきつい」との意見もある。

   吉永みち子(エッセイスト)「減り方が鈍るだけでなく、一部では増えそうな予兆も感じます」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「緊急事態宣言が終わる予定の3月7日まで横ばいだったらどうするか、政府のシナリオが聞こえてこない。オリンピックにもかかわる。政府のプランを問わなければならない」