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山田内閣広報官の辞任速報にスタジオ激論! 橋下徹「野党は単純収賄一本で追及すればいい」

   菅首相長男の菅正剛氏が勤める東北新社が総務省官僚に高額接待を繰り返していた問題で、先週2月25日(2021年)の衆院予算委員会に参考人招致された山田真貴子内閣広報官。「深く反省する」と陳謝したものの、肝心の正剛氏との関係について質問されると「当日名刺交換もなかったと思う。横並びでお話をしていない」「事業についての働きかけはなかったと認識している」「総理の息子と認識していたと思うが、お会いする方がどういった方のご子息かお付き合いに関係ない」など、曖昧な答弁を繰り返した。

   当初、山田広報官は給与の一部を自主返納し、広報官は続けるとしていた。しかし、番組中に入院、さらに辞職という速報が相次いで飛び込んできた。

「入院」から「辞任」に! 志らく「隠れてしまったね」

   キャスターの立川志らく「本当に隠れてしまいましたね。本当に体調が悪い可能性もあるが、またかといわれても仕方がない。昔の政治家とごまかしかたが同じ」

   メインコメンテーターの田村淳「記憶がしっかりしているところとしていないところがあるのが腑に落ちない」

   月曜レギュラーの橋下徹(元大阪府知事)「僕の立場でも会食に出るときは全メンバー確認します。役所が出席者を把握せずに会食に出るということはありえない。正剛さんは個性的なスタイルじゃないですか、わからないわけないですよ」

   神田愛花(フリーアナウンサー)「これだけ女性が活躍が難しいなかで上り詰めたということは、会食の意味合いを必ず理解されているはず」

   橋下徹「野党は不正の働きかけがなくても成立する単純収賄一本で追及していけばいい」

記者会見を急きょ「ぶら下がり取材」に

   接待問題は菅総理の記者会見にも影響した。6府県の緊急事態宣言解除について、26日に予定されていた記者会見が見送られ、首相官邸でのぶら下がり会見に切り替わったが、これに対し「(記者会見で司会進行を務める)山田広報官隠しではないか」との質問が相次いだ。

   立川志らく「窮地に追い込まれることがわかっているのになぜこんなことをするのか。他の人を司会に立てればよかった」

   橋下徹「菅総理は世間の感覚とバランスを取る参謀役が機能してないですね。入院になるまえになぜ交代させなかったのか。体調を理由に入院、辞職というのは納得できない。あきらかに国会説明を回避している」