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徳島県上勝町の日本一厳しいごみ分別...なんと13種類45分別 天達がやってみた

   "日本一厳しいごみ分別"に取り組んでいる町をご存知だろうか。人口1500人の徳島県上勝町。13種類45品目にごみを分別して、リサイクル率をアップさせ、焼却・埋め立てごみを減らしている。「とくダネ!」の天達武史気象予報士が、フジテレビ社内のごみで体験した。

リサイクル率は80.2%

   上勝町は2003年、町内から出る焼却・埋め立てごみを2020年までにゼロにするという「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った。ごみの分別といえば、通常は「缶」「びん」「ペットボトル」「段ボール」ぐらいだが、上勝町ではさらに細かく「シュレッダーくず」「レシート・伝票」「紙バッグ(白)」「透明瓶」「一升瓶・ビール瓶」など13種類45分別に指定。生ごみは家庭でコンポストでたい肥に再生している。この結果、2018年には全国平均は19.9%のリサイクル率を、80.2%まで引き上げた。

   天達予報士は番組スタッフルームのごみ計1908個を回収し、45分別に挑戦した。サンダルなど分別方法に頭を悩ませる場面もあったが、約2時間かけて完了。1854個が分別でき、リサイクル率は約97%だった。「ほとんどごみがありませんでした。これは大変だけど、わかってくると意外と楽しいかもしれません。自分のこととして環境問題をとらえられます」と話していた。

   司会の小倉智昭「SDGs(持続可能な開発目標)のためには、こんなにも分別しないといけないんですね」