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危険な自転車運転目立つフードデリバリー配達員に背番号つける案、東京都で浮上

   多発するフードデリバリーサービスの自転車事故に、配達員に背番号をつける案が東京都で浮上している。危険走行を見つけてもナンバーがないため通報もできない現状を改めて、無茶な運転を防げるだろうか。

   デリバリー自転車の中には、人が行きかう間を猛スピードで走り抜ける、信号待ちする車の間をすり抜ける、車の前に突然飛び出すといった配達員の危険走行や迷惑行為が後を絶たない。

配達員の意見分かれる

   背番号案をバイクの配達員に聞くと「いいんじゃないですか。そうしたら、みんな気をつける」、自転車の配達員は「いらない。SNSとかで挙げられちゃう」「自分のことしか見ていないから、番号がつけば荒い運転をしない」と賛否が分かれた。

   中室牧子(慶応大学教授)「つけるメリットはある。やって検証するとよい」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「危険運転は配達員だけではないから、自転車に防犯登録とは別にナンバープレートをつけることを考えた方がいい」

   司会の羽鳥慎一「危険抑止にも事故配達員の特定にもつながる。一つの有効な案かと思います」