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「知ってるワイフ」ラストの予想に大興奮!「元春、澪、沙也佳、津山...全員が幸せになる最後はこれだ!」「澪は亡き父親に会うためにワープする」「ドラマを見ながらうちの夫婦を反省しています」

   大倉忠義と広瀬アリスがW主演、瀧本美織、松下洸平らが共演する「知ってるワイフ」(フジテレビ系)10話が3月11日(2021年)に放送され、最終回に向けてクライマックスに達した。ネット上では、「どんなラストが待っているの?」「みんなが幸せになる終わり方になってほしい!」と最終回の結末の予想が最高潮に達している。

   物語は、元春(大倉忠義)が澪(広瀬アリス)に自分がタイムワープで過去を変えたこと、以前の世界で澪と夫婦だったこと、子どもが二人いたことなどを明かす。これまでの不思議な夢の謎が解け、澪が元春の話が本当だと確信。今の自分は前の人生の澪ではないと告げる。沙也佳(瀧本美織)の父から紹介され融資した会社が計画倒産。元春も加担を疑われ解雇される。

  • 久恵(片平なぎさ)は何を澪(広瀬アリス)に渡したのか?(フジテレビの公式サイトより)
    久恵(片平なぎさ)は何を澪(広瀬アリス)に渡したのか?(フジテレビの公式サイトより)
  • 久恵(片平なぎさ)は何を澪(広瀬アリス)に渡したのか?(フジテレビの公式サイトより)

タイトルの「知ってるワイフ」の意味がやっと分かった

   連絡が取れなくなった元春を追った澪は初デートだった海で元春を発見。「俺と関わると不幸になる。俺が不幸のタネなんだ」と語る元春を説得、自分の車で送る。元春は「幸せにな、澪」と澪を見送りながら、小池(生瀬勝久)から500円玉を受け取ると再び過去に。一方、澪も母の久恵(片平なぎさ)から「必要になるかもしれないから」と何かを握らせられた......という展開だった。

   ネット上ではこんな予想の声が上がっている。

   「10話の最後を見て、タイトルの『知ってるワイフ』の意味がやっと分かった気がしました。最終話では澪もタイムスリップして、お互いのいい面、悪い面を全て知った上で元春と向き合い、元春と共に歩む人生をやり直すのだと確信しました」

   「今回、澪はクルマに乗っていましたが、過去に戻る時は澪らしく全力で自転車を走らせてもどってほしいです」

   過去に戻った元春と澪はどうするだろうか。様々な説があがっている。その中には澪は元春が戻った年より前に戻るのではないか、という見方もある。

   「元春は、タイムスリップの記憶を残したまま過去に戻るので、予告にあったように、澪の財布を拾った日は外出しない、誰とも会わない。だから澪は、母にもらった500円で過去に戻るが、その500円は元春が投入した500円の更に1年前の製造年のものだろう。澪が戻った年の元春は澪の存在すら知らない状態だ。しかし、澪は元春の家も大学も妹も知っている。澪が元春に接触するチャンスはいくらでもある!大掛かりなストーカーだ(笑)。2人の繋がりが強いので惹かれ合う。澪は自分の何がダメだったのかを、元春から聞いている。自分の悪い所を反省して、運命の人元春と2回目の夫婦関係をやり直すのかな」

澪はやり直すためにまず父親と会う必要がある

   「澪はどこに戻る?10年前に戻る設定は、元春にとっては澪と出会う分岐点だが、澪にとっての分岐点は母と同じで父親が亡くなる前だ。元春の告白に澪が巡らせた想像は、父の死で元春がしてくれたことの感謝を忘れ、依存してしまったということだった。父親へ伝えたかったこと、寂しかったという気持ちと感謝の気持ちを伝えること。それが自分の中にモンスターを作らないために重要だ。その父親が小池だと思う。澪がやり直すためには生きている父親にまず会うことだ。それが、認知症のフリをしている母の願いでもないのか。元春と澪。最後は優しさに還るドラマだと良いです」

   一方、元春と澪は同じ日に戻るだろうという予測は多い。

   「元春は過去に戻っても誰とも関わらないようにする。出会いのきっかけになったバスにも乗らない。澪も過去に戻っても元春を見つけられない。元春は沙也佳に誘われたコンサートもわざと遅れる。そうすれば、津山が乗るはずだったタクシーを奪うこともないから、現在に戻った時に津山は双子の子どもがいるし、沙也佳と結婚することもない。つまり、元春が解雇される融資詐欺の事件も起こらないし、沙也佳を守ることができる。元に戻った世界では、元春も澪も同じ銀行で働き、まだ独身。そこから2人で最初から始めればいい。付き合って、結婚して、子どもが産まれて...。これまでのことを知っている2人だから、きっと今度は幸せな家庭を築ける。そんな皆が幸せになれる最終回を期待しています!」

片平なぎさは小池と夫婦に戻るために澪にアレを渡した

   「いやいや、そんな単純な話には終わらないはず。最終話では丸山隆平(関ジャニ∞)はタイムスリップした剣崎とある場所で出会う超重要な人物になる。ド派手な服を着た生粋の関西人という役どころで、丸山が持っている『大量のあめ玉』が、元春と澪の復縁にとっての最高のキーアイテムとなる!そうですよ」

   ところで、澪母(片平なぎさ)と小池(生瀬勝久)は何者なのか?二人は夫婦だったという点で見方をする人が多い。

   「澪母は、元春よりも若干先にタイムワープをした人なのでは?澪母の目的は、澪父(小池)を強制的に検査入院させるなど手を尽くし、病死を阻止することだった。そして、目的を達して澪母が戻ってきた世界では、澪父が生きているが、夫婦ではない関係であり、澪父は路上生活者になっていた。澪母が10話で『お父さんと会わなくちゃ』って発言していたのは、そんな二人の関係を表している。澪母が澪にタイムワープしてほしいのは、再び戻ってくる新世界では、澪母と小池が夫婦である世界なのだと想像します」

沙也佳の憑物が落ちたような優しい微笑み、幸せになって!

   女優たちが素晴らしいという声が多い。

   「ヒロイン役の広瀬アリスがドラマを際立たせている。学生時代の純真無垢で元春に惹かれていく姿。夫婦時代、モンスター化して激高する表情。現代での颯爽としたOL姿。そしてまた元春に同じように惹かれていく。彼女でなければここまで心に響かなかったのではないか」

   「今回は沙也佳(瀧本美織)の変わりように驚いた。憑物が落ちたかのような優しい微笑み。お嬢様の看板を外された事で自分を取り戻した。めちゃくちゃいい人でした。幸せを願わずにはいられません。肩書き全部『いらないって思ってた』はカッコよかった。あのチャラけた花屋の兄ちゃんではつり合わないから、自立して夢に向かって行くと思う」

うちの旦那に「あなたも過去を変えたい?」と聞くと...

   ところで、このドラマを見ながら自分の夫婦関係に思いをはせる人が非常に多い。

   「3年目の夫婦です。毎週妻と楽しく視聴しています。『過去を変えてやり直したいことがある?』。ある日、そう妻から問い掛けられ、考えてしまいます。今の生活に大きな不満はない。しかし、あの時もっといい選択肢があったのではないか...。そんな風に思える出来事もなかったわけではありません。もし過去をやり直したとして、今の幸せをまた手にする事ができるのか...。劇中ではほとんど触れられませんが、剣崎夫妻の消えた子供の事を思うと、恐ろしくてなります」

   「私も旦那と見ています。どんな気持ちで見ているのかは聞きましたが、変えようと思ったことあるの?とまでは聞けていません。変えたいよ〜って言われたら悲しい気持ちになりますね。このドラマを見て、うちはというか、私は旦那を大切に思うようになりました」(テレビウォッチ編集部)