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あおり運転は当事者でなくても通報できる! 宮城県警が後続車からの映像で捜査に着手

   宮城県の高速道路で悪質なあおり運転をするトラックの映像。15分間、時速100キロ近い危険運転の模様をうしろの車が撮影していた。

   10日(2021年3月)午前7時半ごろ、仙台東部道路で白いトラックが前を走る赤い乗用車に対し、ハザードをつけたまま蛇行運転や挑発のクラクション、車間をつめる行為を繰り返した。うしろの車では「おっかねえな、スピンするぞ」の声があがった。撮影した男性は「恐怖しかなかった」という。

   赤い乗用車が高速をおりた後も、トラックは勢いがついたのか、危険運転を続けた。「わ」ナンバーのレンタカーらしく、60歳ぐらいの男が運転していたという。後続車のドライバーが映像を警察に提出し、宮城県警は赤い乗用車からの通報の有無にかかわらず捜査に着手する方針だ。

   司会の羽鳥慎一「ドライブレコーダーがなくても、警察に届けると捜査できる可能性があります」

周辺にいた車や防犯カメラからの映像も参考に

   被害者の車に周辺にいた車や防犯カメラからの映像に写っていることがある。

   吉永みち子(エッセイスト)「あおった方は被害車両をまいてしまえばと思っているのだろうが、危険行為ですからね」

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「防犯カメラも充実しているから、あおり運転は立件していかないと。量刑を情報番組で言ったほうがいい」

   あおり運転は3年以下の懲役か50万円以下の罰金。免許取り消しで、再取得まで2年かかる。