J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

日本企業所有の大型コンテナ船がスエズ運河をふさいじゃった! 165隻以上が立ち往生

   アジアとヨーロッパをつなぐスエズ運河で23日(2021年3月)、日本企業所有の大型コンテナ船が座礁、前後にいた165隻以上の船が立ち往生している。

   全長400メートル、幅59メートルの「エバーギブン」で、パナマ船籍、台湾企業が運航して中国からオランダへむかっていたが、砂嵐と強風で流されたという。

大型船のコストは1日1000万円

   司会の羽鳥慎一「大きな川をふさぐかのように、両岸にすっぽりはまってしまいました」

   東海大海洋学部の山田吉彦教授は「コロナ経済の中で、流通の滞りは経済全体に影響を与えかねない」と語る。大型船は燃料や人件費で1日1000万円のコストがかかるため、立ち往生した船舶の負担は膨大だ。

   高木美保(タレント)「自然災害だから、どう扱うのか」

   スエズ運河は、世界の海上貿易船の10%が通過するといわれ、日本とオランダ間の場合、南アフリカの喜望峰を回るより6000キロ(大型船で5日から7日分)短縮できる。

   羽鳥「スエズ運河は1回通るのに3600万円だそうです」

   高木「え、はあ~」