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<来週のおちょやん>(第17週「うちの守りたかった家庭劇」)
太平洋戦争の戦況が悪化する中、幼なじみの福助が出征 そして「岡安」も道頓堀60年の歴史に幕をおろす

   1944(昭和19)年、太平洋戦争での日本の戦況は厳しいものになっていた。家庭劇は相変わらず愛国ものの芝居を続けていたが、客入りは悪い。一方、福富楽器店ではジャズのレコードの販売が禁止され、店内は軍歌一色となっていた。

   そんな折、福助(井上拓哉)に赤紙が来た。千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、福助から妻のみつえ(東野絢香)と1人息子・一福のことを託される。

   出征する前に、トランペットでジャズを思い切り演奏させてあげたい...。「岡安」で壮行会が行われる中、千代たちは福助をえびす座に連れ出す。福助は心ゆくまでトランペットを吹き続けた。

   2月、福助は出征し、その数日後には「岡安」が道頓堀60年の歴史に幕をおろした。

転々とする家庭劇に「道頓堀が空襲でやられた」との知らせが

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   1年後、戦況はさらに悪化し、家庭劇は小さな芝居小屋を転々としながらかろうじて公演を続けていた。しかし赤紙が来た仲間を送り出したその日、一平がとうとう家庭劇の解散を口にした。

   「自分ひとりでも家庭劇を続ける」と言い張る千代が寛治と2人で練習を始めると、ぽつぽつと劇団員が戻って来た。一平も例外ではなく、京都の劇場を1日だけ押さえて帰ってきた。

   そして公演当日。楽屋で準備していた千代たちのもとに「大阪の大空襲で道頓堀がやられた」と一報が入る。

   (NHK総合あさ8時放送)