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「24JAPAN」意味不明の最終回に非難ごうごう!「獅堂は死んだの、生きてるの?」「水石はなぜ裏切った?」「マジ続編作る気か」「結局、妻娘のために大勢を死なせるドラマ」

   唐沢寿明主演、仲間由紀恵、栗山千明共演のテレビ朝日系ドラマ「24JAPAN」(全24話)の最終回が3月26日(2021年)放送された。しかし、主人公・獅堂現馬(唐沢寿明)の妻が水石伊月(栗山千明)に殺されたあげく、獅堂自身も死んだのか、生きているのか、よくわからない終わり方だった。

   おまけに水石伊月がなぜ裏切ったのか、バックにどんな組織がいるのか、一切明らかにされないままだったため、ネット上は「何これ?」「長い間見せられ続けて、こんな終わり方アリか!」「ガッカリだ」「まさか、マジ続編をつくろうとしているわけ?」というツッコミが殺到している。

  • ひとりでテロ組織を壊滅させる獅堂(テレビ朝日の公式サイトより)
    ひとりでテロ組織を壊滅させる獅堂(テレビ朝日の公式サイトより)
  • ひとりでテロ組織を壊滅させる獅堂(テレビ朝日の公式サイトより)

「まだ夫に未練があるの?」と無駄口を叩く妻

   物語は、CTU東京本部の内通者はなんと獅堂(唐沢寿明)の元恋人であり部下の水石伊月(栗山千明)だった。獅堂がテロ組織の総元締・ビクター林(竜雷太)と長男・アンドレ(村上淳)親子に電話をかけると、親子は民生党党首・朝倉麗(仲間由紀恵)が生きていると知っている上に、獅堂の動きまで筒抜けになっていた。このとき獅堂は、CTU内に「第2の内通者」がいると確信する。

   一方、監禁場所から逃げ出した美有(桜田ひより)から「父を助けて」との連絡を受けたCTU東京本部第1支部長・鬼束元司(佐野史郎)は湾岸エリアにCTUの部隊を緊急派遣する。だが、その動きも水石によってビクター親子に伝えられ、ビクター親子は獅堂をおびき寄せるために、水石から獅堂に娘が死んだと電話させる。それを信じた獅堂は悲しみと怒りを胸に、ビクター親子のアジトに突入、両手に握った拳銃を撃ちまくり、全員を射殺する。

   一方、正体が明らかになった水石はCTUから逃げる時に、獅堂の妻・六花(木村多江)から「まだ夫に未練があるの?」と聞かれる。水石の顔がサッと鬼の表情に変わった。獅堂がCTUに戻り、妻の六花を探すと、六花は射殺され、水石によってすぐそばに時限爆弾が仕掛けられていた。爆弾が爆発し、獅堂は倒れて死んだ六花の手を握りながら...。というラストだった。

最後、唐沢寿明も木村多江も本当に死んでいるの?

   ネット上では非難ごうごうの声があふれている。

   「なにこれ?やっつけ感がスゴイ。最終回だけ、2時間映画を観たような勢い任せの終わり方。終わってから続編があるかどうかもわからない。最後で全てを台無しにした。とても残念でした」

   「はぁ?意味不明。結局、最後何だったの?誰か教えて。訳わからないまま終わったって感じ。はあ、疲れた」

   「ひどい!何度も同じ展開で飽きてきたけど、頑張って応援してきたのに。これだけハラハラさせといて、ラストこんな終わり方するなんて。ハッピーエンドにしてほしかった。俳優陣は素晴らしかったので、よけい惜しい」

   「最後。唐沢寿明も木村多江も本当に死んでいるのかわからない。色んな所が中途半端。と言うことは、続編を作る気マンマンかよ?マジですか、この低視聴率で!」

監視カメラを睨む水石、怖過ぎ。いったい何者?

   水石チーフはいったい何者なのか、という謎が残った。

   「『キジも鳴かずば打たれまい』というが、獅堂の奥さんも余計なことを水石に言って怒らせなければ、殺されずに済んだのに...。この時だけは水石チーフと同じ気持ちでイラついた。夫の仕事場であの行動はありえない。続編はもう絶対にないから、獅堂も殺すつもりだったのか、助かったのか、よく分からないボヤッとしたエンディングになったのは残念!でも、コロナ渦で2クールという長丁場を無事に乗り越えた皆様、大変お疲れさまでした」

   「監視カメラを睨む水石、怖過ぎ。水石って...結局 何者だったの? 水石が従っていたボスって? スミレはシングルマザーで、お金の為にテロリストに買収されていたが...水石はなぜテロリストに協力していたのか。スッキリしません!」

   「そもそも水石チーフは、22話まで朝倉党首に懇願して獅堂を助けるために鬼束部長を説得するよう尽力していたのに、23話最後になって、いきなり殺すモードになるって...。なぜ水石は裏切ったのか、何を憎んでいたのか、水石への指示はだれが出していたのか?獅堂の妻は本当に水石にやられたのか?本当に死んだのか?よくわからんドラマでした」

妻と娘を助けるためなら何人死のうが構わない

   ツッコミどころ満載のドラマだった、という声が多い。

   「なんだかんだ観てしまった。しかし、一般人がウロつける秘密機関は大いに問題ありだな。セキュリティー、どーなっているの、CTUは?」

   「木村多江の大げさ演技に終始イライラ。面倒ごとを増やす妻、他の女優さんがやってくれたらもう少し楽しめたかなーと、もったいない気持ちでいっぱい。ただ、唐沢寿明さんはさすが、かっこいい!」

   「振りかえると、獅堂が水口に言った最後の名文句、『お前のせいで何人死んだと思う?』。おまゆうだよ。あんたのせいで何人も死んだ。ホントだよ。内通者に1票」

   「一人で敵陣に突っ込んでみんな殺せたのなら、もっと早く、テロリスト倒せたんじゃないの〜?」

   「妻を助けたい。娘を助けたい。そのためなら他人が何人死のうが構わない。そういうドラマでした」

最後にこんな声を紹介したい。

   「おめでとうございます。皆さん完走お疲れ様でした。ホント疲れました。でも楽しかったですね。オフ会でもやりたいぐらい」

   「やーーーっと長い、長すぎる24時間見終わることができる!やれやれと見たのに、なんだこの最後は?とりあえず、自分から災難に飛び込んではイライラさせられっぱなしだったけど、獅堂娘、やっと解放されてよかったね」(テレビウォッチ編集部)