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ワクチン副反応は2回目の方が強いけど、心配ありません...免疫が強く出るから普通

   「ワクチンは2回打たなければなりませんが、2回目の後に副反応が1回目よりも増えているという報告が出ています」と司会の羽鳥慎一が伝えた。

   国立病院機構村山医療センターの50代男性職員は、2回目のワクチン接種を受けた。翌朝にだるさを覚えながら出勤。職場で体温38度を超えたので早退した。1回目は症状がほとんどなく、2回目は違うのかと驚いだという(読売新聞)。

   厚労省のワクチン接種後の副反応についての中間報告によると、1回目と2回目を比べた結果、37.5度以上の発熱「3.3%→35.6%」、倦怠感「23.2%→67.3%」、頭痛「21.2%→49.0%」といずれも2回目が増加していた。ただ、症状は2~6日でほぼ治まるという。調査を分析した担当者は「接種した翌日は仕事を休まざるを得なくなる前提で接種の予定を組んでほしい」といっている(読売新聞)。

   羽鳥「このことはワクチンが効いていますよ、ということですか」

2回目やめないで

   日本医科大学特任教授の北村義浩さんは「というよりも、免疫自体が2回目の方が強く出るということです。これが当たり前で普通です。こういう報道を見ると、2回目は怖いからやめておこうという人がいますが、せっかく1回接種したのだからもったいない。2回目はぜひ打ってください。翌日休むなど準備をしておけば十分ですから。2回目を打たないという選択はありません」

   羽鳥「こういう情報を知った上で受けるということですね」

   北村「中には、逆に2回目に副反応がなかったので、ワクチンが効いていないのかなと心配する人もいますが、副反応の強さ弱さでワクチンが効いているかどうかは関係ありません。どうぞ安心してください」と強調した。

   羽鳥「と、いうことです」

   と、いうことより、1回目がちゃんと始まるかどうか心配。