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<おちょやん>(第84話・4月1日木曜放送)
家庭劇の座員が出征していく。座長の一平は家庭劇の解散を宣言する。それは大山社長の経営判断でもあった

   鶴亀家庭劇の須賀廼家百久利(坂口涼太郎)までもが招集され出征していった。

   千代(杉咲花)は持ち前の明るさで気丈に振る舞い、芝居を続けようと皆を元気づける。その矢先、座長の天海一平(成田凌)が思いがけないことをいう。

   一平「家庭劇は...解散する」

   戦況悪化で赤字続きの鶴亀株式会社の大山鶴蔵社長(中村鴈治郎)の経営判断でもあった。

大山に直談判に行こうとする千代

   千代「うち、ちょっと行ってきます」

   大山に直談判に行こうとする千代を止める一平。一度大山が決めたことを取り消すはずがない。

   納得できない気持ちではあったが、それぞれに事情を抱える劇団員たちは、渋々飲み込んでいく。反対するものはいなかった。

   しかし千代は、またひとつ家庭劇という大切なものを失う現実を受け入れられずに、自分ひとりだけでもやるといって諦めずにいた。(NHK総合あさ8時放送)