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初の緊急事態宣言から1年 当時、「日本政府は悠長だなあ」とのコメントも

   <1年前のワイドショー> 4月7日(2021年)、新型コロナウイルス対策で初めて緊急事態宣言が発令(当初は7都府県対象)されてから、ちょうど1年となりました。当時の首相は安倍晋三氏でした。

   1年前の20年4月上旬のJ-CASTテレビウォッチ「ワイドショー通信簿」をみると、見出しに「緊急事態宣言」とある記事が目立ちます。いくつか例を挙げると、「緊急事態宣言しながら腹決まらない安倍官邸! 東京都の理髪店休業要請認めない(略)」(スッキリ、8日)、「緊急事態宣言でも『接触減・外出減』たった30%! 目標の8割減やっぱり無理か」(モーニングショー、9日)、「緊急事態宣言で対象地域は学校も塾も一斉に休校に 『教育格差』が全国に広がる」(グッとラック!=当時=、7日)といった具合です。

   モーニングショーの同上記事で、タレントの高木美保さんは、米国ニューヨークなどの厳しい制約と日本の「宣言」を比べ、「日本政府は悠長だなあと感じますよ」などとコメントしていました。

   21年の4月は、5日から大阪など3府県で「まん延防止等重点防止措置」の適用が始まり、さらに東京都などへへの適用も決まりました。22年4月は、どのような春になっているのでしょうか。