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関根麻里が驚いた「防災サブスク」 「チーズケーキとかもあって、良いな」

   きょう14日(2021年4月)で熊本地震の発生から5年ということで、あさイチで「家庭の備蓄」について取り上げられた。

   日本気象協会が2018年に行った調査では、災害用の3日分の備蓄について「あまりできていない」「全くできていない」と答えた人が8割ほどにのぼった。

  • 防災意識を高める重要性を再確認。
    防災意識を高める重要性を再確認。
  • 防災意識を高める重要性を再確認。

「ローリングストック」という考え方

   熊本出身の石井隆広アナウンサーが「今日ご紹介したいものがあります」と呼びかける。

   「箱を開けると、茶わん蒸しや帆立のバターソース、だし巻き卵、ハンバーグ、チーズケーキといった缶詰のセットが入っています。毎月3000円で、毎回違う種類のものが届く。こうしたサービスを『防災サブスク』と言って、定期的に長期保存ができる食品を届けてくれるんです。1回数千円で備蓄が続けられるということで注目されています」

   他にも、管理栄養士が栄養バランスを考えた、大人3日分のレトルト食品セットや、初回にカセットコンロと鍋が付いてくるカップめんのセットなど、さまざまな種類がある。

   防災アドバイザーの高荷智也さん「申し込んでおけば勝手に送ってくれるというのが、単純に買いに行く手間が省けるのでメリットです。うっかり補充を忘れてしまって在庫がなくなった状態で本番を迎えることを、意識せずに回避できるというのもサブスクの魅力です」

   石井アナ「大事なのが、日常的に消費しながら備える『ローリングストック』という考え方です。普段から日持ちのする食品などを買っておいて賞味期限が近いものから食べていく。食べたら食べた分だけ買い足す。これを繰り返していくという方法です」

   普段ローリングストックを実践しているという、ゲストの関根麻里さん(タレント)も「自分が普段選ばないものも試せるからいいですよね。チーズケーキとか、デザートもあって良いなと思いました」と、防災サブスクに興味津々だ。

   便利なサービスだが、注意すべきポイントもある。

   高荷さん「バリエーションを広げることはメリットなんですが、逆に家族が普段あまり食べないものをわざわざ頼むと余らせてしまう可能性があるのであまりおすすめはしないです。確実に自分や家族の誰かが好きなもの、食べてくれるものをサブスクに置き換えるのがおすすめです」

   博多大吉キャスター「そのためにも、ローリングしながら食べ慣れるというのは本当に大事なことになりますね」

(ピコ花子)