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寒暖差疲労にご注意! 今の季節、イライラの原因かも

   「きのう(2021年4月20日)、東京都内では今年初めての夏日になったところがありました。きょうは1日の気温差が東京で15度近くに。寒暖差による体調不良に注意してください」とMCの谷原章介が呼びかけた。

   街ゆく人たちに聞いてみると、突然やってきた暑さのせいで3つの悩みが見えてきた。

  • 暑くなってくるけれど…
    暑くなってくるけれど…
  • 暑くなってくるけれど…

「マスクの蒸れ」に関する悩み

   1つ目はマスクの蒸れ。「就活で面接時だけマスクを外してくださいと言われることがあるので、汗をかいてお化粧が崩れちゃった状態になっているのではとドキドキします」(20代就活生)、「汗をかいて(マスクの中が)びちょびちょになってしまって結構大変です。常にマスクの替えを持っていて、1日に2~3回は交換します」(50代女性)。

   街の人のマスクをサーモカメラで比較してみると、黒いマスクと白いマスクで大きな差が。白いマスクは気温とほぼ同じの25度ほどだったのに対し、黒いマスクはおよそ30度にまで上がっていた。マスクを変えるだけでもずいぶんと違いがありそうだ。

   街の人の悩み、2つ目は「何を着ればよいのか」、3つ目は「寒暖差による体調不良」。この2つの悩みに気象予報士の天達武史が答えた。

   天達「きょうは湿度がすごく下がっているんです。このままいくと関東から西はことし1番乾燥した1日になりそうなんです」

   番組冒頭から干していたというタオルは、天達がフジテレビ前からリポートした時点(午前9時ころ)には完璧に乾いた状態。ここで服装に関するポイントが紹介された。

気象予報士が、暑くなるけど「長袖」の理由

   天達「きょうは25度まで上がるということですが、わたし今日は長袖なんです。なぜかというと、カラッとしている時は日陰は割とひんやりするものなんです。陽向で測った気温は20度ですが、日陰の表面温度は12.6度しかないんですね。それから、これからは風に気を付けてください。気象予報士が5メートル以上吹くという場合は、ストールをふんわり巻いて首元をしっかり温めてください」

   せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司医師によると、この時季は「寒暖差疲労」に注意が必要だ。汗をかいたり寒さで血管が縮んだりを繰り返していると、自律神経の働きが活発になりすぎ、めまいやイライラ、胃腸障害、頭痛、倦怠感などの症状が出てくることがあるという。

(ピノコ)