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<おちょやん>(第102話・4月27日放送)
食い下がるNHK職員 それでも千代はきっぱりと...

   NHK大阪放送局では、「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。

   お父さん役に決まった人気漫才師・花車当郎(塚地武雅)は、お母さん役は、戦時中に防空ごうで、周囲の人たちを笑いで盛り上げる即興の掛け合いをした、千代(杉咲花)にお願いしたいと言い出し、周囲を困惑させていた。なぜなら千代は道頓堀から姿を消して行方不明だった。

■「役者」への思いは?

   ところが次第に、脚本家の長澤誠(生瀬勝久)も、失踪中の千代の存在が気になり始め、 NHKのスタッフは千代を探し始めた。

   やっと、スタッフが千代の居場所を突き止め、千代だと思われる本人と接触する。

   千代「私は竹井千代ではありません」

   そういって話を聞き入れない。

   それでも食い下がるNHKの職員に対して、千代はきっぱり言い放つ。

   千代「もう役者やるつもりは、ありしまへんのや」

   人生をかけてこだわりつづけた芝居の世界には戻らないと、依頼を断るのだった。(NHK総合あさ8時放送)