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逃走ニシキヘビ捜索に「新兵器」 赤外線カメラの威力とは

   横浜市戸塚区でペットとして飼われていた体長3.5メートルのアミメニシキヘビが逃げ出して、きょう12日(2021年5月)で7日目だ。

   司会の夏目三久「地元の消防署などはきのうから赤外線カメラを使って捜索しています」

  • 周辺では厳戒態勢が続いている(写真はイメージ)
    周辺では厳戒態勢が続いている(写真はイメージ)
  • 周辺では厳戒態勢が続いている(写真はイメージ)

「排水溝とかに潜むと考えるのが自然」指摘

   捜索に導入したのは、温度の違いを画面に色で映し出す赤外線カメラ2台。消防隊員がきのうはアパートの天井裏や押し入れなどを中心に、きょうは側溝を捜索する。飼い主の男性も探し続けているが見つかっておらず、「仕事も休んでいて、このままだと辞めざるを得ない」と話した。

   日本爬虫類両生類協会の白輪剛史理事長によると、アミメニシキヘビは餌を求めて動き、哺乳類と鳥類しか食べない。「水辺でネズミがいるような所、排水溝とかに潜むと考えるのが自然」という。

   この周辺には水辺もあり、街は厳戒態勢。近くの小学校では、屋外の体育授業や校庭遊びを見合わせ、下校時の見守りを続ける。警察は、見つけたら刺激せずに通報を呼びかけている。

   これもかわいい、あれも飼いたいというペットブーム、どうにも過熱しすぎかもしれない。野放しに近い状態を放置しておいていいのだろうか。

(あっちゃん)