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雨野(白濱亜嵐)は合コンに参加 佐藤(木南晴夏)の意外な過去を知る
「泣くな研修医」第6話(テレビ朝日系5月29日土曜放送)

   東京の牛ノ町総合病院の研修医・雨野隆治(白濱亜嵐)は連日の泊まり込みで疲れが溜まり、入院中の末期がん患者・石井直太朗(須賀健太)から逆に心配される始末だ。

   その石井は自ら作成した「死ぬまでにやりたいことリスト」の項目を着々と実行してエンディングの準備を進めており、雨野に消化器外科医・佐藤玲(木南晴夏)と、石井が母親のように慕う入院中のガン患者・徳田直美(清水ミチコ)への手紙を託す。雨野は自分への手紙がないことに少し引っかかった。

   石井のリストには「雨の中を傘をさして歩く」「銭湯に行く」など、健康な人間にとっては普通のことばかり並んでいるが、実は、そこには石井の秘めたる思いが込められているのだった。

  • テレビ朝日の「泣くな研修医」番組公式サイトより
    テレビ朝日の「泣くな研修医」番組公式サイトより
  • テレビ朝日の「泣くな研修医」番組公式サイトより

病院から何度も連絡が...

   一方、雨野は、自分の指導医でもある佐藤が最近、ほぼ週1のペースで病院に出勤する前にどこかへ立ち寄っているらしいことを知り、気になっていた。

   そんな中、同期の研修医・川村蒼(野村周平)と滝谷すばる(柄本時生)は、雨野に息抜きをさせようと、3対3の合コンを計画。間もなく七夕ということで「織姫様に会いに行くぞ!」と、無理やり雨野を合コンに連れ出した。

   川村や滝谷は女の子たちと盛り上がるが、雨野はどうしても気乗りしない。席を外してテラスに出た雨野のもとに、合コン相手の1人・はるか(芋生悠)がやってきた。話しているうちに、亡くなったはるかの母親が牛ノ町総合病院に入院していたことがあり、当時研修医だった佐藤が担当していたことが分かった。

   そして、はるかの口から、現在の姿からは全く想像できない意外な佐藤の過去が語られる。

   合コンが終わり、病院から何度も連絡が入っていたことに初めて気づいた雨野があわてて連絡すると、交通事故で重傷を負って入院中の少年・山下拓磨(潤浩)がまた吐いてしまったという。急いで病院に駆けつけた雨野だったが......。

   佐藤は雨野に「医者が命がけじゃなきゃ、患者は助からない。それが嫌なら、命の現場から出て行きな」と、医師に求められる『覚悟』を語る。(よる11時放送)

                     

(寒山)