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闘病中アントニオ猪木氏にエール 永島優美「心意気と気力、本当にすごいですね」

   えっ、これがアントニオ猪木さん? 「元プロレスラーのアントニオ猪木さん(78)が先月(2021年5月)、腸捻転を発症、手術をしていたことが分かりました」と司会の谷原章介が伝えた。

「元気ですかー!!! 大きな声を出したいんですが、今あんまり大きな声を出すとね。元気な姿で1日も早く、みなさんにまた、元気ですか、を送りたいと思います。どうも!」

   やせた姿だが、ベッドで横たわり、笑顔でファンにメッセージを語る猪木さん。おととい6月12日、約3週間ぶりに自身のYou Tubeで動画を公開した。「今回は実は、腸がはがれちゃったみたいで、また再入院。せっかくいいところまで来たんですが。でも、また元気を復活させました」

  • アントニオ猪木氏(2020年撮影)
    アントニオ猪木氏(2020年撮影)
  • アントニオ猪木氏(2020年撮影)

現在「食事が取れるまでに回復」

   猪木さんは今年1月から腰の治療のため入院していたが、先月中旬に腸捻転の手術を受けた。腸捻転とはどんな病気なのか。「ファミリークリニックひきふね」の梅舟仰胤院長は「腸が完全に通行止めになってしまうので、食べ物とかが全く通過できなくなってしまうので、激しい腹痛だったり、嘔吐したりします」という。

   猪木さんの闘病生活は今に始まったものではない。実は国の指定難病「心アミロイドーシス」の治療を続けながら、腰の治療のリハビリを行っていた。そうしたことを隠すことなく、ありのままの姿を伝えたいと度々動画を公開してきた。

   事務所関係者によると、現在食事が取れるまでに回復しているという。

   谷原「子ども時代から猪木さんの闘う姿に元気と勇気をいっぱいもらったので、今回も頑張って、元気をみせて頂きたいですね」

   永島優美アナ「これだけ体がしんどい中で、私たちに笑顔を見せてくれる、猪木さんの心意気と気力、本当にすごいですね」

(一ツ石)