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原田知世&椎名桔平 むつまじく「焼き肉デート」紆余曲折あった中年の恋って素敵だね――ほか5編

   私は原田知世(53)が好きだ。若い頃より、五十を超えた今のほうが可愛らしさに女らしさが加わり、彼女に「野球に連れてって」といわれたら時をかけて飛んでいく。

   原田はイラストレーターと2005年に結婚したが、8年後に離婚している。その原田が俳優の椎名桔平(56)と同棲、結婚するのではないかとフライデーが報じている。6月(2021年)上旬の夕方、車で現れた椎名が港区のマンションの前で待っていると、大きなスーツケースを転がしながら原田が出てきた。2人は渋谷方面へ向かい、焼肉屋に入った。椎名が精力的に肉を焼き、原田がビールとともに、彼の焼いた肉を食べる。

   <時折、互いに見つめ合って笑い合う二人。それはまるで熟年夫婦の食卓を思わせる光景だった>(フライデー)。いいね! 若い男女が焼き肉を食べる風景は生々しくて見る気がしないが、中年の2人が焼き肉を食べている姿は、何もかも許しあった仲という感じがよく出ている。

   2人の芸能界での歩みはまったく違っていた。原田は14歳でデビューしていきなり大ブレークしたが、椎名は下積みが長かったようだ。その時代から原田の大ファンで、50代になって初めて連ドラで共演したという。椎名もバツイチだから、3年間かけてコンタクトを取り合い、今年の年明けぐらいから真剣な交際を始めたようだ。焼肉屋から出てきた2人は、そのまま椎名の自宅へ帰っていったという。

   男女の仲といえば、亭主をDVで訴えたタレントの熊田曜子(39)だが、彼女はSEXには大らかだと週刊文春が報じている。母親から、「結婚してから失敗しないよう、若いうちはいっぱいエッチをしなさい」とアドバイスをされたためだと、テレビで自分からしゃべったそうだ。

   現在の亭主と会う直前まで彼女と交際していた元カレも、こう証言している。「寝室の隣のリビングにお母さんがいるのに、平気でエッチしようと誘ってくる。彼女はメールでも『曜子、歩くかエッチしか運動しないからね』と悪びれもせずに打ち明けていました」

   男にとっては天使のような女性だが、結婚したら、これほどの悪女はいないのではないか。3児の母親で、あのFカップバストと腰のくびれを保っているのは、SEXだけではあるまい。

捧腹絶倒!還暦目前男の「婚活アプリ体験」外資系元秘書、TVリポーター、銀座クラブ女性...数撃ちゃ当たる

   週刊新潮で、ライターの石神賢介が還暦目前の婚活体験記というのを寄稿しているが、これがすこぶる面白い。59歳の石神は32歳で結婚して、33歳で離婚している。容姿は「お鉢が大きくて手足が短い、農耕民族系の昭和人」(石神)だそうだ。そんな彼が、コロナ禍もあって、孤独をひしひしと感じ、婚活アプリで結婚したい女性を求めてさまよう姿を記録しているのである。

   意外といっては失礼だが、心はともかく、容姿端麗な美女たちが誘いに応じてくるのだからうらやましい。地方のテレビ局のレポーターだった41歳の女性とは、青山のレストランで食事したが、何が気に障ったのか、態度が急変し、LINEで「てめー」「クソ老人」と罵声を浴びせられたそうな。

   40代の外資系コンサルティング会社で秘書をしている女性は、最初の食事から、リッツ・カールトンやグランドハイアットなどのラグジュアリーなレストランをリクエストしてきた。リストラされ無職になった女性は、食事中に何度も「すぐに結婚したいです」といい、翌日の朝食分もオーダーして持ち帰ったという。勤めていた銀座のクラブがクローズした女性は、援助交際を求めてきたそうだ。また、一度も会っていない35歳の女性から、カネの無心をされているという。

   婚活アプリで女性を探すコツは、登録者の多いものを選び、できるだけたくさんの女性に申し込むことだそうだ。不謹慎ではあるが、面白そうだからやってみようかと思案したが、先立つものがなくてはいかんともしがたい。誰か、私をリッツ・カールトンに連れて行って、食事をおごってくれる人はいませんかね。ついでにカミさんも一緒に。いね~だろうな。

どうしても娘を世界的タレントにしたい工藤静香!コロナ禍でままならず、やっと決まった仕事は、なんと...

   キムタクと工藤静香夫婦は、どうして娘たちに横文字を付けるのだろう。姉はCocomi(20)、次女はKoki,(18)。次女のOの上にはマクロンという横線が入る。メディアに対する嫌がらせかな。母親の工藤はキムタクの七光りを存分に使って娘たちを売り出してきたが、それでもまだまだ納得できず、世界的なタレントにしようと孤軍奮闘しているようである。

   その結果が、次女の映画初出演、それもいきなり主演だというから、「やったね」と手を叩きそうになったが、ホラー映画だそうだから笑ってしまった。私はホラーには明るくないから、『犬鳴村』や『樹海村』を作った清水崇監督というのを知らないが、その世界では大物のようだ。

   工藤はハリウッド映画に出演させようと考えていたが、コロナ禍で思うようにいかず、国内ホラーで手を打ったという。それだったら、工藤もゾンビ役(あればだが)かなんかで出たらいい。キムタクも友情出演という名目で、工藤を倒す悪役になって出れば、ヒット間違いなしだろう。バカなこといってるんじゃない? これまた失礼!

死刑囚の娘という地獄「和歌山カレー事件」林眞須美の長女 事件から離れて幸せになりたいともがき続けた末の心中

   話はガラッと変わる。殺人犯の娘という人生がどれほど過酷なものか、私には分からないが、和歌山カレー事件で有罪になり、死刑宣告を受けている林眞須美(59)の長女が自殺したという記事を読んでいて、涙を禁じ得なかった。

   カレー事件が起きたのは1998年7月25日。和歌山市園部の自治会が主催した夏祭りで、そこで出されたカレーライスで4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった。その犯人として近所に住む林が逮捕され、2009年に殺人罪などで死刑判決が確定したが、林は一貫して無罪を主張し、和歌山地裁に再審請求をしている。私は、林死刑囚が主張していることが正しいと判断する何ものも持たないが、確たる物証がなく、状況証拠だけで有罪とした裁判のやり方には、いささか違和感を持っている。

   林が逮捕され、父親の健治も保険金詐欺の容疑などで逮捕された時、林家には4人の子どもがいた。なかでも当時中学2年だった長女は、母親似で気丈だった。和歌山市内の児童養護施設に入所したが、事あるごとに「殺人犯の子ども」と激しいイジメを受ける。でも、いつでも長女は母親代わりのように振る舞い、下の子たちを守ってくれたと、週刊文春で長男が話している。

   長男は、「二人の姉と三人で施設を脱走して、和歌山東警察署前で『ママと健治を返せ!』って叫んだんです」、音頭を取るのはいつもお姉ちゃんだったという。中学を卒業した長女は、推薦入学で県立高校に入学したが、正門前で待ち構える報道陣や、奇異の目を向ける同級生に嫌気がさし、間もなく退学してしまう。

   身一つで大阪に向かった彼女は、公園で野宿しながら、やがてアパレル企業の営業職に就いたというから、頭もよく頑張り屋なのだろう。施設を出て一人暮らしを始めた次女のことを心配して、長女は和歌山に戻ったという。

   そんな彼女にも幸せが舞い込む。20歳になった彼女を、次女の同級生が見初めたのだ。彼は、「死刑囚の娘との結婚は絶対許さない」と猛反対する両親にもめげず、親から勘当されても、長女と出来ちゃった婚したのである。子どもには「心桜(こころ)」と名付けた。保険金詐欺で服役していた父親も出所して、親子4人で水入らずの時間を過ごしたこの頃が、長女の一番幸せな時期だったのかもしれない。

   2009年に母親の死刑が確定した。長女は25歳だった。その頃から彼女は「お母さんはやってないと信じても、世間はそうは思ってくれない」「事件から離れて、私は幸せになりたい」とこぼし始めたという。支援活動からも身を引き、弟とも会わなくなった彼女は、和歌山市内のアパートで家族3人の生活をスタートさせた。心桜は周囲に「母親はいない、離婚した」と語っていたという。そして約8年前に2人は離婚し、間もなく、2番目の男と再婚して次女を出産している。

   心桜は不登校になり、彼女に対する虐待を疑わせる報告が児童相談所に上がっていたが、そのままになっていた。そして6月9日(2021年)。心桜(16)の変死体がアパートで発見された。「全身には多数の痣があり、長期間の虐待を裏付ける古い傷もあった」(捜査関係者)

   その2時間後、長女と彼女の次女が、関西空港近くの関空連絡橋から海へ身を投げ、無理心中していたのが発見された。現在の夫は、心桜の救急搬送に付き添ったが、その後、行方が分からなくなった。和歌山港近くで身柄を確保され、心桜への虐待については認めているという。

   長女が身を投げた場所は、子どもの頃、一家でよく遊びに行った楽しい思い出のあるところだった。長女の死を聞いた長男は、安堵にも似た表情を浮かべ、こう語った。「『もう楽になったんだ。ゆっくり休めるんだな』って思った。『ちょっと羨ましいな』みたいな気持ちもあった」

   母親の死刑判決の直後、長女は手紙を出し、こう書いた。「ママは一人じゃないねんから」。もし、林眞須美が主張するように冤罪だったとしても、長女の人生は戻っては来ない。

新型コロナワクチン接種したらしばらく欠勤せよ!副反応死の共通点は「直後から働く」

   次は週刊現代から1本。6月9日(2021年)に、厚生労働省はワクチン接種後に死亡した日本人が196人、心筋梗塞などの重篤な副反応を引き起こした人が1260人いることを明らかにした。政府は、死亡とワクチンとの因果関係が評価できないとトボケたことをいっているようだが、冗談ではない。

   現代が調べたところによると、高知県に住む72歳の男性は、2回目のワクチンを接種した2日後に、持病の間質性肺炎が急激に悪化して亡くなってしまった。基礎疾患のなかった44歳の女性は、4日後にくも膜下出血で亡くなっている。統合医療クリニックの高橋徳は、接種後の1か月ほどは体調に異変が起きないかに注意する必要があるという。

   現代が報告書を読み解くと、亡くなった人たちは、共通した行動をとっていたそうだ。それは「働く」ということだ。現在、日本で接種されているワクチンは、「mRNAワクチン」というコロナウイルスの遺伝子を体内に打ち込み、抗体を作ることで感染を防ぐ。<「ただ、この遺伝子は気管支炎や血管に炎症を起こす恐れがあると様々な論文で指摘されています。ワクチン接種後は、普段よりも血管や呼吸器系に負担がかりやすい。連日の出勤は控えたほうがいいでしょう」(中村クリニックの中村篤史院長)>

   ゴルフなど論外だそうだ。接種後に強い頭痛が起きたり、2日以上続く高熱は危険だから、すぐに受診したほうがいいそうだ。私は2回目の接種が6月25日である。何だか怖くなってきたな。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。