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IOCとの交渉、「もっと強気にやったらいい」 五輪収支めぐり橋下徹氏

   けさ12日(2021年7月)、司会の谷原章介が取り上げたのは、「記事アクセスランキング」5位の「無観客では『収支整わない』」。情報キャスターの堀池亮介が「無観客の影響は金銭にも出そうです」と説明する。

   東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は11日、テレビ番組に出演し、東京五輪で東京都、神奈川、埼玉、千葉、福島県と北海道の会場が無観客になることを受けた組織委員会の収支に関し、「整わないことはまず、間違いない」と述べた。つまり、赤字になるということだ。

  • 五輪と「お金」の問題
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チケット収入は激減見込み

   武藤氏は「900億円を見込んでいたチケット収入が何十億円程度に激減すると見通しを示した。また、無観客になることで、支出が減少する一方で、体制の見直しに経費が掛かると述べた。

   谷原「都か国か、決まっていませんが、税金で薄く広く負担することになるのでしょうか」

   橋下徹(元大阪府知事、弁護士)「結局は、そうですね」

   谷原「見たい人が負担するという部分がみんなで負担するということですね」

   橋下「そこは交渉でね、IOC(国際オリンピック委員会)とやったらいいんですよ。IOCには(放送権料など)莫大な金が入ってくるのですから。そこから、こちらに回せと、という交渉をやっていいと思うんですよ。日本の政治家だって、組織委員会だって、もっと強気にいかないと」と強調した。

   谷原「武藤さんが交渉するんでしょうか」

   橋下「まあ、あとは小池百合子都知事、ないしは政府。もっと強気にやったらいいと思います。契約上は別ですけどね」

   本人ならどうだろうか。

(一ツ石)