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キスマイ・横尾渉 美女とツーショット!直撃したフライデーが驚いた腰の低さ!「中途半端な気持ちじゃないこと知ってください」――ほか7編

   イラストレーター、小説家、俳優とさまざまな顔を持つリリー・フランキー(57歳)のデート現場をキャッチしたと、NWESポストセブン(2021年7月15日16:00)が報じている。俳優としてのフランキーは、存在感がなさそうである、不思議な役者である。私は知らなかったが、まだ独身だそうだ。

   相合傘で寄り添って歩く2人の姿は、たしかに「長年連れ添った夫婦」みたいだ。その女性は、リリーより29歳年下のグラビアアイドル・園都(28)だそうだ。出会いは、<「園さんがグラビアの仕事を本格化させた2016年頃に、仕事現場で一緒になったのがきっかけみたいです。仲のいい友人も交えて食事に行くようになって、二人で会うようになったのは2019年の終わり頃だとか。何度か"デート"しているみたいですよ」(園の知人)>。園は直撃に、交際を否定したが、笑顔はどこか幸せそうだったという。

   ジャニーズ事務所に「Kis-My-Ft2」というグループがある。そこの横尾渉(35)は、歌がヘタ、演技もイマイチ、滑舌が悪いと三拍子そろっていて、後輩のジュニアたちからも「なぜキスマイに入れたのだろう」といわれるくらいの"ポンコツ"だそうだ。私はこういうの、好きだな。

   その横尾が住んでいるタワマンに、キャミソール風のワンピースを着た女性と入っていったとフライデーが激写と共に報じている。直撃に横尾は、何ともいえないが、「正直、(フライデーされるのは)初めてのことなので驚いていまして」とジャニタレとしては初々しい。持っていたペットボトルを記者に差し出したそうだ。フライデーも思わず、「こんなに腰の低いジャニーズアイドルがいただろうか」と感心しきり。横尾は最後に、「もう35歳にもなりましたし、そんな中途半端な気持ちでないということだけは知っておいてほしいかな、と」

   彼女は芸能界ではなくOLで、交際は4年目になるそうだ。"結婚できない中年男"中居正広のようにはなるなよ!

「報ステ・大越健介」今から心配になる生温さ!権力とケンカしたことないNHK体質では鋭いツッコミは無理か

   NHKを辞めた大越健介(59)が、テレビ朝日系の『報道ステーション』のメインキャスターになる。週刊新潮のインタビューに、「第二の人生というほど、おおげさな断絶も感じていませんし、いままで通りの姿勢でやっていきたいと思っています。日々のニュースに神経を研ぎ澄まして取材を深め、できるだけ平易な言葉でお伝えする。そこに尽きると思います」

   民放幹部は、抜群の安定感があり、彼が登場する10月上旬には解散・総選挙があるから、もともと政治部出身だけにそちらにも強いから、視聴率争いでもリードできると話している。

   心配は多々ある。テレ朝も身体検査はやっただろうから、現在、女性問題はないのだろうが、どこから礫が飛んでくるかわからない。昔の彼女が、週刊誌にタレ込むこともある。それだけではない。NHK出身のアナ、記者で、民放で成功した人間は、私が知る限り、池上彰を除いてほとんどいない。鳴り物入りで『news zero』のメインキャスターになった有働由美子も、今ではほとんど話題にもならない。

   それにはいくつも理由があると思うが、最も大きいのはジャーナリストとして「生温い」からである。眦(まなじり)を決して相手の嫌がる質問をしたことがない。相手もNHKだといえば、よほどのことがない限り会ってくれるが、前提として、嫌な質問はしないという思い込みがある。そんな風土の中で育ってきた大越に、久米宏のような突っ込みや痛烈な批判力を期待するのは無理だろう。

   大越がNHKでやった読売新聞の渡辺恒雄主筆のインタビューを見たが、質問が甘すぎて、見ているこちらが恥ずかしくなった。ましてや、テレ朝のトップは歴代官邸の主と親しいことが売り物の人物である。NHK会長はお飾りだが、ここはそういうわけにはいかない。大越に、NHK時代にはできなかった権力批判、原発再稼働に対する批判、大企業批判をやる、それが出来なければ辞表を提出するぐらいの覚悟があるのだろうか。まあ、お手並み拝見というところか。

無免許都ファ・木下都議も呆れるが、もっとひどい自民都議!菅首相後ろ盾に「米名門スクルール修了」「金融放送アナ」経歴全部ウソ

   芥川賞と直木賞が決まった。『火定』を読んで以来、その才能を買っている澤田瞳子が『星落ちて、なお』(文芸春秋)で受賞したのは当然だろう。佐藤究の『テスカトリポカ』(KADOKAWA)は私には合わなかった。

   直木賞2人というのはまだいいとして、未読なので失礼ではあるが、芥川賞の2作受賞というのはいかがなものか。純文学が書ける輝く才能が半年で2人も出るものか。出版社の都合、賞を与えれば売れるという思惑が表に出過ぎていないか。昨年下半期の宇佐見りんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)も、私は途中で投げ出した。直木賞受賞者には叱られるが、新しい才能を発掘して世に問う芥川賞をもっと大切にしてほしいと思う。

   都民ファーストの会の木下富美子都議が、投票2日前に車を無免許で運転して事故を起こしていたことを党に報告していなかったことが発覚し、議員辞職勧告決議案が可決される見通しだという。呆れた都議がいたものだと思ったら、今度は、世田谷選挙区で当選した自民党の土屋美和都議に、経歴詐称の疑惑があると週刊文春が報じた。

   土屋は「後ろ盾は菅首相です」が売りで、たしかに選挙中は菅の秘書や市議、県議が中心となり、「まるで菅事務所」(選対関係者)のようだったそうだ。経歴もきらびやかで、世界屈指のビジネススクール「ニューヨーク大学経営大学院」を修了していると経歴に書いているという。

   文春が当該の大学院に学歴紹介すると、「授業を受けていた記録はない」と回答が来て、卒業単位に含まれない別の学部の授業を受講していたことが判明したというのである。それ以外にも、時事通信社の金融専門放送のアナをしていたことも事実とは異なるようだ。そのうえ、昨年11月(2020年)に世田谷に住民票を移したが、その住所に住んでいるのは別の夫婦だったという。これが事実なら当選無効だな。

   同じ選挙区で当選した自民党の小松大祐都議には、結婚していることを隠して不倫していたことが発覚したという。おまえら、東京都民をバカにしてるのか。

コロナ禍でも外食勝ち組はどこだ?マック、ケンタッキー、すき家、スシローの強さの秘密に納得

   ここからはコロナ関連記事の紹介。FLASHは、コロナ禍で外食産業も「勝ち組」と「負け組」がはっきりしたと報じている。ファーストフードでは、マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが勝ち組だ。マックはスマホで注文と決済がほぼ全店ででき、ケンタッキーはもともとテイクアウトの比重が高かったからだそうだ。

   私が愛する牛丼部門では、行きつけのすき家がダントツの勝ち組だそうだ。回転ずしではスシローが好調で、かっぱ寿司が大不調。先日、高田馬場の「くら寿司」へ行ったが、入店した時間が早かったので空いていたが、出てくると文字通り長蛇の列で驚いた。不況やコロナ禍では、やはり回転ずしが強い。

   ファミレス、居酒屋は軒並み売り上げ大幅ダウン。そりゃそうだろう、とくに居酒屋は酒が呑めなければ、モツの煮込みとお茶ではな~。

IOCバッハ会長は何者か!?ホテルオークラ1泊250万円に泊まって「天皇に謁見させろ」

   週刊現代でノンフィクション・ライターの森功が、IOCのバッハ会長の「ぼったくり男爵」ぶりが酷いとリポートしている。彼が宿泊しているのは、虎ノ門の「The Okura Tokyo」の1泊250万円のインペリアルスイートルームだそうだ。だが、バッハが払うのは最大で1泊4万4000円までだから、その差額は日本側が払う。

   泊まるだけではなく、バッハは、あくまで森のリポートによればだが、室内の調度品もすべてIOC御用達に替え、料理人も国から連れてきているというのである。オークラ側は、客のプライバシーに関わるとして答えてはいない。バッハという男、いかにもそういうことをやりそうな人品骨柄ではある。

   そのうえ、国賓でもないのに、天皇に謁見させろとゴネているという。宮内庁は突っぱねているというが、バッハはWHOのテドロス事務局長が開会式に国賓として来日する際、一緒に陛下に挨拶したいといい出しているそうだ。宮内庁は困惑しているそうだが、私は天皇はバッハに会わないと思う。なぜなら、開会式に皇后を出席させなかったからである。表向きはコロナ感染の危険があるという理由のようだが、これは、天皇皇后がコロナ禍の中で東京五輪を強行することを危惧しているからではないか。そう考える。

   組織委によれば、今年の3月時点の東京五輪の経費は1兆6440億円になり、その中でIOC幹部たちの「おもてなし」代を含めた大会運営費が7310億円にもなる。このままいけば3兆円を超えるのではないかといわれるが、そのツケは必ず国民に回ってくる。バッハの前で、「やるんか東京」を大合唱してやりたい。

オリンピックで始まる新型コロナウイルスの「強毒化メダル争い」!各国ウイルスが持ち込まれ次々変異

   予想通りといっては不謹慎だが、東京を中心にコロナ感染が再び拡大している。そこに世界中から各国の変異株が持ち込まれることは間違いないから、東京五輪ではなくコロナ五輪になり、週刊文春のいうように、<日本に集まった変異株の中で"王者"を決める勝ち抜き合戦が行われるのだ。(中略)強毒化し過ぎず、感染力には磨きがかかる――、それが五輪で誕生する"変異株の王者"の姿だ>。ニューヨークタイムズは「ゴジラ変異株」と名付けたが、笑い事ではない。

   頼みのワクチン接種は、菅のポチになり切ってしまった河野太郎が、ワクチン供給量が足りなくなることを知りながら、1日100万回接種と無責任に押し付けたため、職場接種などの申し込みを受けられない事態となってしまっている。

   それに加えて、接種をしないという人の割合が高いというのも、接種が広がらない理由だが、決してこれは、SNSなどが広めているデマや妄想からではない。週刊現代でも追及していたが、コロナ接種後の死亡者が多いこと、それがワクチンによる副反応なのか、それとは関係ないのかを、厚生労働者省や国が明らかにしないことへの不満、不信が根底にあるからである。

   文春によれば、7月7日、厚労省ワクチン検討部会で、80代の女性がワクチン接種後に亡くなったのは、「ワクチンが誘因になった可能性は否定できない」という報告がなされたという。日本はアメリカやイギリスと比べて、接種後の死亡率が高いわけでもないかもしれないが、政府や厚労省への不信感は、2国に比べればはるかに高いことは間違いない。(文中敬称略)


   (8月3日追記)記事の一部を変更しました。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。