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入院必要との診断でも受け入れ先なし 「スッキリ」が伝えた「医師の戦い」

   急増する新型コロナウイルス自宅療養の現場で何が起きているかを、12日(2021年8月)の「スッキリ」が報じた。

   岩田絵里奈アナウンサー「そこには命をつなぎとめる医師の戦いがありました」

   東京都大田区の40代女性は今月9日、自宅に派遣医の田代和彦医師の往診を受けた。5日前に陽性と判定され、症状が悪化、もとからぜんそくの持病はあるが「苦しい、疲れた、こんなの想像以上」と助けを求めた。入院が必要との診断だが、まだ受け入れ先がない。

  • 医療現場への負担が増している(写真はイメージ)
    医療現場への負担が増している(写真はイメージ)
  • 医療現場への負担が増している(写真はイメージ)

加藤浩次「30代、20代も重症化するということだ」

   きのう往診した1人暮らしの30代男性は、布団に横たわっていた。おととい夜に容態が急変、救急隊が駆けつけたが、入院先はまだ見つからない。6日前に陽性がわかった20代女性はきのう、やっと入院できた。田代医師は「保健所からの往診依頼が土日月火とうなぎのぼりで、いまは災害状態。命の選別をしなければいけなくなっている」という。今年初めは高齢者が多かったが、最近は10代から50代が80%を占める。

   基礎疾患のない30代男性がきのう、自宅で死亡したとの情報も「スッキリ」に入った。

   司会の加藤浩次「うーん、若い人は重症化しないんじゃないかという考えがボワーっと広がっている。30代、20代も重症化するということだ」

   池田美優(みちょぱ、モデル・タレント)「インスタグラムとかで友だちとバーベキューする画像を見ると、もうちょっとがまんしてほしいなあ」

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「本当の行動自粛を一人ひとりが心がけるしかないが、全体として緩んじゃってる」

(あっちゃん)