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科学者ら「空気感染が主たる感染経路」 「めざまし8」では不織布マスクの重要性を強調

   新型コロナウイルスはツバなど飛沫から主に感染すると指摘されていた。しかし、デルタ株は空気感染が主たる感染経路と考えられる、と先週金曜日(2021年8月27日)に医師や科学者38人が緊急声明で警告した。日本医師会の中川俊男会長も「その可能性はかなりあると思います。デルタ株はこれまでとは違う新型コロナだと考えるべきです」と語った。2日の「めざまし8」が取り上げた。

  • マスク着用の重要性があらためて指摘されている
    マスク着用の重要性があらためて指摘されている
  • マスク着用の重要性があらためて指摘されている

倉田大誠アナ「やはり、まずはマスクです」

   番組によると、空気感染は感染者が吐いた息の中にウイルスが含まれていて、空気中に漂って、それを別の人が吸うことでうつる。鹿児島県で発生したサークルのクラスタ―は、十分な間隔を取り密を避けていたが、男女18人が発症した。昭和大医学部の二木芳人・客員教授は「これまで空気感染するとされている病気は3つ。はしか、水疱瘡、結核です」と指摘しつつ、今回の緊急声明に理解を示した。

   では、防ぐ方法はあるのか。情報キャスターの倉田大誠アナが報告した。「やはり、まずはマスクです。それも不織布。ウレタン製はデルタ型ウイルスの60~70%を通してしまうので無力です。また、室内では換気を頻繁にして、空気を入れ替えてください」

   二木教授「不織布は帯電している静電気がウイルスを捕まえてくれるので、効果が高いのです」

   不織布マスクは空気中のデルタ型ウイルスの70%を防いでくれるという。空気感染しないためには、いよいよ不要不急の外出はしないということになりそうだ。

(カズキ)