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「赤毛のアン」のドラマ化第2弾 下宿人に怪しい2人が...

   <「アンという名の少女2」(NHK総合)第1話 9月12日よる放送> 2020年9月~11月に同局で放送されて人気を博した海外ドラマ「アンという名の少女」の続編。

   舞台は、19世紀後半のカナダ東部のプリンスエドワード島。生後わずか3カ月で両親を熱病で亡くし、孤児院で暮らしていたアンは13歳のとき、アヴォンリー村で農業を営む年配の兄妹マシューとマリラのカスバート家の養女となった。

   アン・シャーリー・カスバートとして地元の学校に通い、最初はイジメに遭いながらも、持ち前の明るさとユーモア、それに負けん気の強さで同級生たちの信頼を得た。

  • NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより
    NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより
  • NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより

銀行から受けていた融資の返済が...

   そんなある年のクリスマスを前に、カスバート家の農場で収穫した作物を積んだ船が沈没。さらに、マシューが心労のあまり心臓発作で倒れ、農場を担保に銀行から受けていた融資の返済ができなくなってしまった。

   農場没収の危機に、マリラは家中の金目の物を町の質屋に売り払い、農場の手伝いに雇っていた少年・ジェリーを解雇する一方、地元の新聞に下宿人募集の広告を出した。

   その広告を見て、2人の男が下宿人としてカスバート家にやって来た。1人はいかにも紳士然としたネイトと名乗る自称・地質学者、もう1人はちょっとニヤけた若者だ。

   2人分の家賃で銀行への返済が続けられ、農場を没収されなくてすむと喜ぶアンたちだったが、実は2人は町でジェリーを襲い、馬を売った代金を奪った強盗であり、とんでもない詐欺師コンビでもあった。

   しばらくしてネイトが「地質調査の結果、村の土地から金が出る」と言い出したために、村中が大変な騒ぎに......。

   原作は、カナダの作家ルーシー・モード・モンゴメリの「Anne of Green Gables」(直訳すると「緑の切妻屋根の家のアン」)。モンゴメリが自らのプリンスエドワード島での体験を交えて執筆し、1908年にアメリカで発表した不朽の名作。日本でも「赤毛のアン」として親しまれている。制作はカナダCBCテレビで、2019年にシーズン3が放送されている。(日曜よる11時放送)

(寒山)