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NEWS増田貴久...どこから見ても高校生 こんなに制服が似合うなんて

   <よるドラ「古見さんは、コミュ症です。」(NHK総合)>9月6日(2021年)にスタート。原作は週刊少年サンデー(小学館)に連載中のオダトモヒトによる同名漫画で、単行本は現在22巻まで発売され、シリーズ累計500万部を超えるほどの人気コミックだ。

   <コミュ症>というのは、人づきあいが苦手で、自分の意思を伝えることもままならないコミュニケーションが苦手な人を表すもので、「コミュニケーションを苦手とする症状」の略。

  • NHKの「古見さんは、コミュ症です。」番組サイトより
    NHKの「古見さんは、コミュ症です。」番組サイトより
  • NHKの「古見さんは、コミュ症です。」番組サイトより

微笑ましいやりとりも

   主人公・只野仁人(ただの・ひとひと)を演じるのはNEWS・増田貴久。その名のとおり至って普通の人で、特技は「周りの空気を読むこと」。「波風の立たない高校生活を送る」ことを目標とし、初登校。靴箱の前で とてつもない美人と一緒になり、勇気を振り絞って軽く挨拶するも、逆に、睨まれてしまう。教室に行くとその美人と同じクラスでまさかのお隣の席に......という感じで物語が始まる。なんだかんだあって、その美少女は睨んでいたわけではなく、実は人と話すのが苦手だということがわかる。

   ヒロイン・古見硝子(こみ・しょうこ)を演じるのは池田エライザ。ドラマの終盤で、只野と古見さんが黒板を使って、字でコミュニケーションをとりながら、少しずつ心を通わせていくシーンが印象に残る。只野に「古見さんの夢は?」と訊かれ、「友達100人作ることです」と答えた古見さん。その友達づくりを手伝うというやりとりも微笑ましい。

   ほかに、ヤマンバメイクの万場木留美子(まんばぎ・るみこ)役に吉川愛、中学時代、友達が出来ずに不登校になったため、イカついキャラで高校デビューした片居誠(かたい・まこと)役に溝端淳平ら、生徒役にも注目。

   只野役の増田が35才、古見役の池田が25才、吉川21才、溝端32才......と、誰一人現役高校生はいないのに、ちゃんと高校生に見えてくるから不思議。まっすー(増田)がこんなに制服が似合うなんて......。どこから見ても高校生だ。それにしても、昨今の学園ドラマはなぜ現役高校生を生徒役に使わないのか、謎だ。

(大熊猫)