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超高級ギター、「家が建つ」くらいのお値段! 高田純次の目論見にテレ朝「コラー」

   <旅> 「一歩歩けば、一つの出会いがある」。「一歩一会(いっぽいちえ)」をテーマに、高田純次さんが毎回さまざまな場所を気ままに散歩する「じゅん散歩」(テレビ朝日系)。今回(2021年9月23日)は、漫画家の浦沢直樹さんをゲストに迎え、御茶ノ水をお散歩です。

   学生の頃から楽器を揃えに御茶ノ水に通っていたという、漫画家の浦沢直樹さん。現在も「浦沢直樹BAND」を組んでいるほどの音楽好きです。

   そんな浦沢さん行きつけのお店が「G'Club Tokyo(ジー・クラブ・トウキョウ)」。クロサワ楽器が手掛ける世界最大規模のエレキギターの専門店です。

  • テレビ朝日の「じゅん散歩」番組サイトより
    テレビ朝日の「じゅん散歩」番組サイトより
  • テレビ朝日の「じゅん散歩」番組サイトより

浦沢直樹「これ、僕と同じ歳なんですよ」

   「ここはもう僕、常連ですよ。ちょうど近々来ようと思ってたんです。ギターも何台か修理に出しているんで」と言う浦沢さん。

   「ギブソンもある? もう1台買っておきましょうよ。テレ朝の方から買いますんで」と高田さん。

   「ホントですか? ゼロの数がちょっと普通と違うんですけど...」と浦沢さんが心配するも「200万円まではなんとかしますんで。でかいこと言っちゃいましょうよ!」と高田さんの太っ腹な提案で、さっそくお店に向かいました。

   「こんにちは。今日はギブソンのプラチナムなギターを一つ買っていこうと思ってね」と高田さん。「これは、1000万円ぐらいですか?」とさっそく目をつけたのは、店内のショーケースに飾られているギター。ギブソン40周年1959 レスポール・エイジド1999年製で、236万5000円の品物です。

   「200万ちょっとですね。高田さん、額に入っているから目をつけたんでしょ?」と浦沢さん、高田さんの行動を読み切っています。

   「これはレスポール59年の40周年限定モデルですね。1958年の途中から60年だけこの色で作っていたんです。生産が一回終わっちゃったんですが、途中で人気が出てきて復活しました。今レスポールの人気があるのは『レッド・ツェッペリン』の影響ですね。ジミー・ペイジが好んで59年を使っていたってことから、どうやら59年がいいらしい...ということで人気になりました」と、スタッフの藤川忠宏さんが説明してくれました。

   「本物の59年だったら、家建っちゃいますよね?」と浦沢さん。

   「はい。実はあるんです」とのことで見せてもらったのが、お店中央のショーケースに飾られている2本のギター。1959年製と1960年製の本物です。

   「これでだいたいどれくらいするの? 3000万円くらい?」との高田さんの質問には「近いですね」とのこと。値段表示はされておらず、正解が気になるところです。

   「これ、僕と同じ歳なんですよ」と1960年生まれの浦沢さん。

   「あ~、そういうストーリーがあるのがいいね。これテレ朝の報道につけとこうか」と高田さん。「コラー」とナレーションが入っていたので、結局買えなかったのでは...。

   家が買えるほどのヴィンテージギター、いったいどんな人が購入するのか、いい演者、いい音楽に巡り合うことを期待します。

(SaMi)