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元SMAP森且行のメンバー5人への思い 「あさチャン!」で語ったリハビリとの関係

   解散した「SMAP」元メンバーで、オートレーサーの森且行選手(47)が、ことし(2021年)1月にレース中に大事故にあって以来、初めてテレビのインタビューに応じた。独占インタビューのもようを、きのう28日(2021年9月)に続き、29日の「あさチャン!」が伝えた。

  • 番組サイトより
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インタビュー実施は9月7日

   森はことし1月のレース中、転倒した他のバイクに巻き込まれて落車し、大けがを負った。けがが数ミリずれていたら命が危なかったといい、リハビリを続ける今も両足に麻痺が残り、歩くのに杖が必要だ

   インタビューは今月7日、オートレース場で行われた。事故後、初めてオートレース場に戻り、約7カ月ぶりに自分のバイクのレプリカにおそるおそるまたがってみた森は「うーん、何か変な感じがしますね。乗れるのかな。不安はあります」と言いながらも、「まずエンジンの音を聞きたいですね。オートバイ、かっこいいですね、やっぱり」と嬉しそうだった。

   インタビューでは、「(リハビリを)一回も休ませてとは言わなかった。時間を無駄にしないように、今ある時間をどうやって生きるかだった」と8カ月間の過酷な入院、リハビリ生活を振り返り、「まだ走れると自分で信じている。今は自信も失っていないし、やる気もすごくある。あきらめなければ挑戦はできる。それだけですね」とオートレーサーとしての復帰への強い思いを語った。

   また、事故でともに落車した後輩の選手の名前を挙げて、「僕が復帰できるまで笑えません、と言っているみたいだが、そんなこと1ミリも思わなくていい。レースを頑張って、笑顔で待っていてほしい」と思いを馳せていた。

「みんながいるので」

   さらに、復帰をめざす大きな力となっている仲間として、SMAPのメンバーを挙げた。森はオートレーサーになるためにSMAPを途中で脱退したのだが、今でも練習着やヘルメットには5人それぞれのメンバーカラーの星のマークをあしらっている。「心強くなるので。5人に力をもらえるように、(星を)入れています。ここで挫折するわけにはいかない。みんながいるので」。今でも連絡をとりあっており、「『今は杖で歩けるようになったよ』とか、連絡はたまに入れています。『焦らずに治せ』とみんな言ってくれている」と話していた。

   森は昨(2020)年11月に日本選手権を初制覇している。今後の夢として、色紙に「もう一度日本一に!!」と書き、「戻ってきます。必ず」と力強くうなずいた。来年の年明けに背骨のプレートを外す手術をし、さらなるリハビリを経て、来夏までの復帰を目指している。

   MCの夏目三久「森選手は、多くのファンのみなさん、仲間、家族、医師に支えられてここまでたどり着くことができたという感謝の思いを込めて、今の自分の姿を知ってほしいとインタビューに応じてくださいました。復帰戦ではぶっちぎりの一着でみんなを驚かせたい、ということです」

(キャンディ)