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羽鳥慎一「飲み薬がいよいよ年内にも...」 米メルクの経口コロナ治療薬めぐる最新情勢

   「緊急事態宣言解除の初の週末に行楽地や繁華街で人出が増加し、コロナの第6波が心配されていますが、希望の兆しが見えてきました」と斎藤ちはるアナが4日(2021年10月)の「モーニングショー」で報告した。

  • 新型コロナをめぐる状況に変化が?(写真はイメージ)
    新型コロナをめぐる状況に変化が?(写真はイメージ)
  • 新型コロナをめぐる状況に変化が?(写真はイメージ)

治験の中間結果を発表

   アメリカの製薬会社メルクが新型コロナの経口治療薬「モルヌピラビル」を使った治験の中間結果を発表した。入院または死亡のリスクが約50%減り、投与された患者385人の中に死者はいなかったということだ。メルクはアメリカの食品医薬品局FDAに緊急使用許可を申請する予定で、年末までに承認される可能性があり、承認されれば新型コロナ初の経口治療薬となる。

   けさ4日の毎日新聞によれば、日本政府は年内にも特例承認し調達する方向でメルク社と調整に入った。調整次第では年内にも国内で流通する可能性が出てきたという。

   司会の羽鳥慎一「飲み薬がいよいよ年内にも、ということです」

   山口真由(信州大学特任教授)「少しずつであっても、コロナがインフルエンザに近づいているなというのと、病気も変わっていますので、風評被害とかコロナになった人への視線なども含め向き合い方も変えていかないといけませんね」

   玉川徹(テレビ朝日)「患者385人の中で死者がゼロというところが大きいですね。メルクとは別のアプローチがあり、そちらの方もこれから出て来ると思いますので、さらに効果が高まる可能性があります」と期待していた。

(一ツ石)